菅原道真生誕の地、静かな池。
菅原天満宮遺跡天神堀の特徴
菅原道真公の産湯を取った井戸跡がある史跡です。
日本神話に登場する天穂日命ゆかりの地でもあります。
住宅街に突如として現れる池が魅力的なスポットです。
住宅街を歩いていたら突然池があって驚きました。住宅街も古いお家の街並みというわけではなく、比較的新しめのお家が並んでいたのでこの一角だけ別世界。少し立ち止まっただけでワラワラと多数の鯉がゆっくり集まってきて口をパクパクさせます。きっとどなたかが餌付けをしているのでしょう。私は何も持っていませんでしたのですぐに立ち去りましたが。水は澄んではいませんが匂いなどもなくきれいでした。
西大寺の南側は菅原と呼ばれるこの辺りは日本神話に登場する天穂日命や相撲の祖で殉死をやめて埴輪の制度を案出し、土師の姓を賜った野見宿祢の子孫で、のちに桓武天皇から「菅原」の地名を姓として賜った一族が住んだ里であり、その邸宅があったと言われる場所がここに残されている。近くには菅原道真信仰の重要な拠点の一つとされる菅原天満宮があり、平安京から先祖の地に戻った母は、この地で道真を出産し、ここの水を産湯としたとの伝承が残されている。21/06/27、蓮の花で繋ぐロータスロードを歩いた際、1972年に奈良市が設定した『歴史の道』を辿って、喜光寺から菅原天満宮を経てここにやってきた。遺跡は、普通の住宅の前に橋のかかる小島のある池があり、小島には梅と松と碑が立っており、さながら庭園の一部といった風情であった。
菅原天満宮遺跡天神堀この池は菅原院の一部にして、相伝菅神の菅原天満宮遺跡天神堀遺跡であり、古くから菅原道真公の産湯の池と伝えられております。 島の中にある碑には、星霜年を経て古くなり、神の盛なるを託し、その祖先を敬うことにより徳を載き、荒れた岸に石垣を積もうとしたところ、その趣旨は四方に伝わり瞬く間に完成した。神徳は、月日が下界を照らす様なもので敬わない人はいないだろう。神をたたえ、この稗を立て記念とする。慶応三年十一月平成八年六月 改修と書かれた看板がありました。
菅原天満宮から少し歩いた先に有りました。住宅地の中にそっと有りました。
【菅原天満宮遺跡天神堀】(天神堀遺跡)菅原天満宮がある奈良市菅原町には菅原道真の産湯池と伝えられる遺跡があります。道真の母君が京都からこの菅原氏族の故地に帰参して産みたもうたと伝えられています。
思っていたよりこじんまりまとまった、天神さまの境内でした。
カモがのんびり泳いでます。住宅地の真ん中にあるとは思えない雰囲気の池です。
菅原天満宮のすぐ近くにあり、道真がこの地で生まれたという伝承があるところです。住宅街の四角い小さな池に、丸い島から岩に橋が架かっています。
菅原道真が生まれた時の産湯を取った井戸の趾と伝えられるが、他方、京都にも同じ伝承の井戸の趾がある(平安女学院の近くの菅原院天満宮神社)。奈良の実家で生まれたのか、京都で生まれたのか、いまだ分からないらしい。
名前 |
菅原天満宮遺跡天神堀 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.5 |
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街の一角にこのような処が残っておるのが素晴らしいです!