霊山恐山で心を洗おう。
恐山菩提寺の特徴
本州最北端の霊場、恐山の特徴を体感できる場所です。
高野山、比叡山と並ぶ日本三大霊山の一つとして知られています。
広大な敷地に浮かぶ、あの世を感じさせる独特な景色が広がっています。
念願の恐山! ついにやっと、行くことが出来ました…。きっと同じ思いの方も多いのではないかと思います。全然怖くないです。恐くない山。(山でもないか)名前から響くオドロオドロしい感じは一切なく、ただ亡き人に対する澄み切った心情を、風景に重ねながら深く、深く投影できる超然とした場所です。延々とくねる道を好きなように逍遥すると、いつしか瞑想状態に近い感じになります。亡き人の名前を呼ぶと必ず応えてくれるという宇曽利湖の湖面は光を反射しながら小さく波打ち、時々沖縄の海のような鮮やかなターコイズ色を伴ったりして、いつまでも見ていて飽きないです。ここには、強酸性の水に適応したウグイが跳ねています。スゴいですね。無縁塚でさえ、火山系の軽石や硫黄で色付いた石が重ねられて、色とりどりで気持ちが軽くなる雰囲気です。東日本大震災の慰霊碑の前では、亡き魂がここに辿り着いているといいな…と思いながら鐘を鳴らし手を合わせました。参道の両側に建っている掘っ立て小屋は硫黄温泉で、右側が男湯、左側が女湯になっており、参拝者は誰でも利用できます。お湯が熱いので、水をジャバジャバ入れて調整します。目に入らないよう要注意です。もし可能ならば、宿坊の吉祥閣に泊まられる事をお勧めします。お部屋は本当に広々として塵ひとつなく、精進料理がこれまた大変美味しく!翌朝の勤行の際にご本尊様を間近に拝見することが出来ますので、きっと忘れられない思い出になると思います。何故か寝るときブレスレットが切れました…。お土産物屋さんで売っている太いお線香は、あらあら不思議、燃えたあとの灰がそのままスックと立ち続け、しっかりとお地蔵さんが浮き出て来ます!(観音様バージョンもあります)家でもお彼岸等にお仏壇で灯すと大変有難い気持ちになること請け合いです。
恐れって名前ついてますか、おどろおどろしい場所ではありません。愛想のいい受付の方。よく整備された境内。本堂までは美麗な石畳になってます。観音巡りは天気良い時がオススメ。順路は砂利敷きで数mのアップダウンが続きます。歩きやすいスニーカーが良いでしょう。境内の中にある硫黄泉も体験。特に鍵つきロッカーもない更衣スペース。石鹸やシャンプーが使える洗い場なし。数名入れば一杯の浴槽ですが、高温で掛け流しの硫黄泉がじゃぶじゃぶと注がれて熱めでした。ここでの入浴はいい経験になります。
車で行くと広い砂利の駐車場があり、無料で駐車できます。トイレ、お食事処、お土産屋さん完備。トイレは正直あまりきれいではないです。入山料500円で境内の中に入ると日帰り温泉があり、入浴できます。お寺の中に日帰り温泉があるのはとても珍しい。大きなお寺の隣にはゴツゴツとした岩肌の異様な光景が広がっています。硫黄の匂いが苦手な方は頭痛がすると思います。ただそこに広がる不思議な光景はいちど見る価値があります。とても不思議の世界です。バスの本数が少ないのも要注意です。
本州最北端のの霊場、この世とあの世の境目のような場所、お寺さんです。約1200年前に開かれた歴史ある場所です。なぜ本州最北端の厳しい土地にこのような場所を開いたのは非常に興味深いことではありますが、それだけ引き付けるなにか力のようなものがもともとあったのでしょう。地質学的には恐山はカルデラ湖を伴う活火山です。所々で噴気孔があり硫黄を含む蒸気が煙を上げています。荒涼とした不毛の土地は、地獄に落ちたらこんな場所なのだろうか、と連想させる独特の雰囲気があり所々でカラカラと回る風車が更にその雰囲気を増長させる。地獄と呼ばれる場所は日本各地の特に温泉地にあるので珍しくはないのですが、この場所は本当に独特の雰囲気に包まれています。入山料は大人一人500円(20人以上の団体だと400円/人)で、温泉に入らなければ1~2時間の散策路。午前6時~午後6時が開門時間。アクセスは山奥の霊場だけあってそこそこ狭い山道を走ります。特に大間崎の帰りなどで大畑町方面からやってくる北側のルートは最近の風水害のお陰でかなり土砂崩れなどがあり道路も復旧工事真っ最中です。狭い道でのすれ違いなどは注意しましょう👍
2021/11/6ナビにむつ市内から迂回する形で行けと言われたので多少時間かかりました。山道ですのでしょうがないですが、カーブがたくさんあって面倒くさかったです。近付くにつれて硫黄の匂いがしてきました。三途の川を渡り車を停めてから入山です。極楽浜の方までは10分ちょいくらいかかります。順路を一周すると30分くらいでしょうか。土曜日でしたが人がおらず静謐な空気の中で澄んだ水の色と積まれた石や鮮やかな風車が深い祈りを感じさせてくれました。
行ってみると思ったほど怖い場所に感じませんでした。硫黄が噴き出てる場所で行けば納得しました。地獄と極楽感じました。死んだらココに来るような気になりました。タオル持参すれば風呂も入れます。硫黄が濃い良い風呂でした。顔は洗わないように注意書きがあります。どうしても映えない写真になると思います。恐山をテーマに映える写真コンテストやってほしいなあ。アイデア勝負で地獄世界も極楽に表現される写真見てみたいなあ。11月から春先までは、閉山するそうです。
小雨降る平日の朝に訪問。参拝者少なく、低く流れる雲と冷たい風が雰囲気を高めてくれます。風に回る風ぐるまが印象的。地中から噴き出る硫黄系のガスにより浄財の硬貨は黒く腐食、向こうには宇曽利山湖が望める。ひと気のない恐山、来た甲斐がありました。
とても素晴らしい場所。一度は行ってみないと不思議なものを感じられません。心の洗浄効果なのかすごく心が落ち着く場所なのです。それに最愛の親父に会いに行く場所でもあります。恐山に行くと親父が近くにいるように感じます。
恐山。おどろおどろしい印象でしたが、あの世のように美しい場所と聞いて下北半島まで足を伸ばして行きました✨天国のような美しい景色です!温泉にも浸かり身も洗われた気持ちになりました。無料です。風情が最高でした。タオル持参は必須です。
名前 |
恐山菩提寺 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0175-22-3825 |
住所 |
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評価 |
4.4 |
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2022年11月5日に行ってきました。知人の車で行ったのですが、むつ市大湊の街から30分かかります。午後2時すぎについて、曇空で寒かったです。開山期間が6日まで延長されたとのことで、お堂の中は見られませんでしたが、お寺のなかを散策できました。硫黄の臭いがきつくて、植物が育たない地獄の様相が広がってました。悪人も善人もこの世で亡くなった人全員が地獄ではなく、平等に極楽に行けますように。地蔵菩薩はそう願っていると感じました。帰りは下北駅から普通列車で、野辺地経由新青森駅から新幹線で帰りました。時期が時期だけに新青森駅でも売店や食事ができる場所、休憩できる場所が少なくて、夜7時頃には駅前も真っ暗になるので、公共交通機関で青森に行かれる方はよくよく調べて行かれたほうが良いとおもいます。