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名前 |
アガリガー |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.0 |
アガリガー (東井)。井戸タイプです。案内によると、「かつて、この場所は約3メートルのくぼみのカー(井泉)であった。当山地域では飲料水は各組 (班)ごとにカーから汲んだ。一班にはトーヤマガー、二班にはソージガー (宗地井)、三班にはこのアガリガー (東井) がある。正月の若水も班ごとにそれぞれのカーから汲んだ。旧暦の3月3日・4日はクシュクイ (腰休め)と称する行事があり、住民は二日間とも農作業を休んだ。 特に、 初日の3月3日 (浜下りの日)はカーウガミ (井泉の拝み) を行った。その日は朝から班ごとにカーに供物を供えた。 そしてその後にティラガマ(国道330 号・浦添バイパス沿い、嘉数入口)に向かった。 ティラガマでは三つの班が揃って拝みをし、 夕方からは男女別々に一定の場所を借り、ご馳走を食べ、遅くまで楽しんだ。戦前、このアガリガーの奥にはサーターヤー (砂糖場) があった。昭和52年(1977年) に浦添看護学校が建設された時に、このカーは埋め立てられ、 現在は当山の4大拝所の一つとして地域住民に敬われている。」