武田王祈る歴史の神社。
武田八幡宮の特徴
武田氏が信仰する武田八幡神社で、武田家の歴史を感じる場所です。
三間社流造檜皮葺の本殿は国の重要文化財で、荘厳な佇まいを誇ります。
静かな環境に囲まれた神社で、山に囲まれた落ち着いた雰囲気が魅力です。
甲斐武田家発祥のお社。鳥居をくぐってお社に至る坂道が好きで、近くを通るたびに寄ってしまいます。随神門から拝殿に至る森の中の空気も素晴らしい。
すぐ近くにある「わに塚の桜」を見に出かけた折に訪問した。付近は「武田」と呼ばれる集落、この神社は甲斐武田氏の初代・武田信義が元服した社で、その後も武田家から篤い信仰を受けたとあった。武田信義は、藤原道長の四天王と呼ばれた源頼信の孫で、八幡太郎義家(本家筋で頼朝に繋がる)を兄に持つ新羅三郎義光のひ孫にあたる。源義光は、常陸介、甲斐守などを歴任し、常陸平氏から妻を得て常陸にその勢力を拡げていく。源義光の子・義清は、父から常陸国那珂郡武田郷(現ひたちなか市)を譲り受け「武田」と名乗るが、その子・清光が領土紛争に敗れたため、甲斐国市河荘(現市川三郷町)へ親子ともども配流され土着、そして甲斐武田氏の祖となった(義光ー義清ー清光ー信義)。武田信義は1128生まれで1186没。源頼朝が平家打倒の兵を挙げた1180年には齢52歳…富士川で平維盛率いる追討軍と戦ったのはその子?と思いきや信義本人で、一昨年のNHK大河「鎌倉殿の13人」で大泉洋さん演ずる頼朝のもとに加勢した甲斐武田氏の棟梁・八嶋智人さんは、確かに武田信義だった(笑)。武田信義から16代目が武田信玄。同じく1988年NHK大河「武田信玄」で、信玄役の中井貴一さんが「新羅三郎義光公、ご照覧あれ!」と全兵と掛け声を合わせるシーンを思い出した…
3月終盤に訪れました。あいにくのお天気でちょっと肌寒かったです。ちょっと遠慮気味な一ノ鳥居を通過して渋い二ノ鳥居をくぐりますと坂道の向かうに見えてきます。境内は静かでちょっと落ち着いた雰囲気です。桜門?から神楽殿までの石段は低くて上り安かったです。本殿の鬼瓦のあたりには赤鬼さんが睨んでいて見所の1つではないかなと思います。この辺りにはワニ塚の桜もあるのでこれから同時に訪れるのも良いかもしれません。
インターネットで調べて参拝させて頂いた八幡宮です。少し高台にあるので八幡宮から見る韮崎市内も見応えがあります。御神木の幹が太いスギの木や国や県の重要文化財の本殿や拝殿があります。本殿までは階段で上るか門を出て左側にあるスロープを使って上がります。武田神社以外の神社を参拝したことが無かったので参拝できて良かったです。
弘仁13年(822年)嵯峨天皇の勅命(命令)により、九州の宇佐神宮(八幡総本宮)を勧請し、地神である武田武大神(たけだたけのおおかみ:日本武尊の御子:武田王とも呼ばれる)と併祀し創建。その後、貞観年間(859~876年:清和天皇の時代)に京都石清水八幡宮の御霊を勧請した。保延6年(1140年)に甲斐武田家の祖である武田信義公がこの武田八幡宮で元服をして源信義から武田太郎信義と名を変えたことにより甲斐武田家が発祥した。
武田の里に鎮座しています。甲斐武田の発祥で甲斐武田家の氏神様。ニノ鳥居は味があり、石垣に立つ三ノ鳥居は珍しく県の文化財に指定されているそうです。一の鳥居は…見つけられませんでした😅。総門から神楽殿の石段は登りやすく徐々に身が引き締まる感じです。本殿の屋根はきれいな形をした流造で鬼紋のところに魔よけの赤鬼さんが怖い顔をしています。御朱印は書き置きでした。
戦国時代を代表する甲斐武田氏、その栄枯盛衰の全てを見守り続けた『甲斐武田の氏神』。歴代武田氏の尊信の地。古来の神社らしい魅力に溢れる古社。甲府市の武田神社と混同される事が往々にしてありますが、歴代の甲斐武田氏から尊崇を受けていたのはこちらの武田八幡宮です。その起源は地元で古くから祀られていたヤマトタケルの子・武田王と宇佐から勧請した八幡神を、西暦822年に当地に合祀したのが由来とされます。(甲府の武田神社は武田信虎、信玄、勝頼3代の居館跡地に大正時代に創建された、信玄公を祀る神社さん。)・1140年、甲斐源氏・新羅三郎義光のひ孫が当社神前で元服し、武田信義を名乗ったのが甲斐武田氏の発祥。・1541年に信玄公によって造営された本殿は今も現存し、国の重要文化財。・1582年2月19日、織田徳川連合が武田領内に攻め入り武田家が窮地に陥ると、勝頼の継室・北条夫人が当社に参って勝頼と武田家の安泰を祈願した。その際の願文が拝殿横の石碑に刻まれている。境内のみならず、参道の中程に立つ立派な両部鳥居形式の「ニノ鳥居」も見所です。古来の神社様式の魅力を備えた由緒ある静かな場所ですので、歴史ファンのみならずどなたにもお勧めしたい神社さんです。
工場中で参道が通れなくてタイミング悪かったですが、落ち着いた場所で人気が無く良かったです。随神門から真っ直ぐ見える参道が素敵でした。
境内はそこそこ広く山に囲まれ静かな環境にある古社で神聖な雰囲気です派手さはないですが、木造のニの鳥居、古式ゆかしい社殿、石鳥居、楼門は趣があって、参道の一石百観音石像はちょっと怖いけど神秘的で、熊出没注意の看板は自然の中にいることを意識させてくれて、見ごたえ十分な神社です。
名前 |
武田八幡宮 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0551-33-9370 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.1 |
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武田氏が信仰していた武田八幡神社武田信義公が建造本殿は国宝指定、大きな屋根の三間社流作檜皮葺という建築様式屋根が綺麗本殿は周りが囲われていて正面からは見ることができませんでした。