大分の歴史感じる岩屋寺石仏。
岩屋寺石仏の特徴
岩屋寺石仏は龍ヶ鼻付近の崖に位置しています。
磨崖仏は平安末のもので十七体が存在しています。
国家指定史跡から外れた寂しい状況が伺えます。
「大分市:岩屋寺石仏」2012年の親子三世代家族旅行で立ち寄りました。面白い場所でした。大きな道の前にあります。大分元町石仏同様に凝灰岩質です。十七体の磨崖仏から構成され、中央にひときわ大きな如来坐像(たぶん)をはさんで、向かって右側には、右端の十一面観音菩薩立像など六像が並びます。向かって左側には、不動明王立像など合わせて十像が掘り出されています。いずれの像も彫像面がひどく傷んでいるため、像名がわからないものもあります。平安時代後期の作と言われており、当時の優れた仏教美術の技を見ることができます。
古国府に残る磨崖仏の一つ、平安末のもので、十七体あるそうですが、南面に彫られて、常に日光が当たるせいか、崩落・剥落が激しく、見るも無惨な状況、そのため国指定史跡からは外されました、僅かに右端の一部彩色が残る十一面観音立像が確認できます。
名前 |
岩屋寺石仏 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.5 |
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龍ヶ鼻付近の凝灰岩の崖にあります。十七体の磨崖仏から構成され、中央にひときわ大きな如来坐像(推定)をはさんで、向かって右側には、右端の十一面観音菩薩立像など六像が並びます。向かって左側には、不動明王立像など合わせて十像が掘り出されています。いずれの像も彫像面がひどく傷んでいるため、像名がわからないものもありますが、大分元町石仏にならって考えると、中央の如来坐像を薬師如来とし、その左右に釈迦如来、阿弥陀如来の2組の三尊像を設置し、過去・現在・未来の3世信仰を表そうとした仏像配置であったと推測されます。平安時代後期の作と言われています。