松浦佐用姫の伝説に触れる旅。
松浦佐用姫像の特徴
迫力のある大きな銅像が佇む光景は圧巻です。
万葉集に詠まれる伝説の姫、松浦佐用姫が息づいています。
像の表情には人間の深い感情が込められています。
佐用姫は佐賀県内各地で海に向かって袖を振ったようで、佐賀県内各地に像が設置されていました。初めて見たのが鏡山展望台の焼物の像ですが、凄い形相から妖怪かと思いました。一方で、海など見えない道の駅 厳木の白い像は随分と美形でした。
姫の表情が・・・人間、絶望の淵に立たされると、あんな表情になっちゃうのでしょうか?生気も奪われて、目が点。もはや、オカルトです。もしや、石化した瞬間の形相!?
迫力のある大きな銅像と思います。傍にある石碑には、解説も書かれています。近くには昭和天皇陛下や山上憶良の歌碑もありました。
領巾振り伝説を詠んだ歌「海原の沖行く船を帰れとか 領巾振らしけむ松浦佐用姫」(万葉集)「行く船を振り留みかねいかばかり 恋しくありけむ松浦佐用姫」(万葉集)「松浦潟佐用姫の子が領巾振りし 山の名のみや聞きつつ居らむ」(万葉集)「遠つ人松浦佐用姫夫恋ひに 領巾振りしより負へる山の名」(万葉集)「山の名と言ひ継げとかも佐用姫が この山の上に領巾を振りけむ」(万葉集)「万代に語り継げとしこの岳に 領巾振りけらし松浦佐用姫」(万葉集)「音に聞き目にはいまだ見ず佐用姫が領巾振りきとふ君松浦山」(万葉集)
能や文学の題材に成った伝説の姫の像です。
名前 |
松浦佐用姫像 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.1 |
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