秋の紅葉、隠れた浮殿へ。
浮殿の特徴
在天滿宮入口の右側に位置する、開放感あふれる庭園が魅力です。
秋の紅葉シーズンには、幻想的な景色が楽しめるスポットとしておすすめです。
鎌倉時代からの歴史を持つ、意外と知られた存在の殿堂です。
2015/03/28来訪。水面に御社殿が映る様子から名付けられた浮殿御社殿を囲む水面に、建物の姿が映ることから「浮殿」と名付けられました。秋の神幸式大祭では、道真公の御神霊(おみたま)を遷した御神輿がお休みする御旅所です。太宰府天満宮HPより。
ここは秋の紅葉の時期がオススメ。いつも綺麗に整備されていて気持ちいい。詳しくは写真参照。
鎌倉時代の境内図にもその存在が記され、戦前までは心字池の辺りにあったそうだ。今はどうやら秋の神幸式の際、神輿の御旅所として利用される建物らしい。平成17年に開館した「九州博物館」を記念して、庭園を全面改修。天満宮との雰囲気に違和感があったのは、そのせいだったようだ。
浮殿は、太宰府天満宮・本殿の方向と反対に位置にあります。九州最古の鳥居をくぐり、観光案内所やトイレのところからすぐに右へ歩いて行くとあります。ほとんどの参拝客は本殿を目指して歩いていくので、なかなかこの浮殿の存在に気付かないことが多いようです。私自身も、九州国立博物館から光明禅寺に向かう道すがらで見つけました。つまり、この場所はほとんど混雑することがない、天満宮の敷地内としてはゆっくりできる、数少ない場所と言えます。この浮殿は、先ほど出てきた鳥居の左側、本殿の方向に向かっていくとある心宇池の辺りにあったそうで、終戦後に現在の位置へ移されました。平成十七年(2005)の九州国立博物館の開館に合せ、周りの庭園もリニューアルされました。浮殿が心宇池の付近にあったことは、鎌倉時代の境内の様子を著した図でも確認されています。いつの時代から心宇池あたりに存在していたかは定かではないですが、現在でも毎年九月下旬に行われている神幸式大祭においては、かつてこの浮殿の前で神輿が一休みされる、という恒例の場所だったそうで、同時に「御供上げ」の曲も演奏されていたそうですよ。池の辺にあった頃は、水面の光が反射し、また水に浮いているように見えたと想像されます。<現地案内板より転載>水面にその影が映る建物を浮殿といった。浮殿は鎌倉時代の境内図にも見え、戦前までのは心字池の辺にあった。秋の神幸式の御旅所(おたびじょ)・行宮(あんぐう)で、御神輿はここでお休みになり、竹の曲の一座が、「御供上げ」の曲を奏する。九州国立博物館開館に合せて庭園を全面改修した。
鳥居から本殿とは反対方向なので忘れられがち。
太宰府天満宮の境内から、少し外れた方に歩いて行くとある建物です。境内の方は多くの観光客が訪れていても、こちらまで来る人はほとんど居ませんでした。水面に映る姿から浮殿と呼ばれた建物だそうです。周囲に水が張られた状況ではありましたが、それでも浮いて見えるには条件がなかなか厳しそうです。
名前 |
浮殿 |
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ジャンル |
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電話番号 |
092-922-8225 |
住所 |
〒818-0117 福岡県太宰府市宰府4丁目1−1105−1 |
HP | |
評価 |
4.0 |
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(2024/3月造訪)在天滿宮入口處右側、開放式庭園感覺的殿堂(?意外地挺有設計感。