歴史が息づく惣社八幡神社。
惣社八幡神社の特徴
惣社八幡神社は豊前国府跡公園脇に位置しています。
古代に豊前国内の神々を集めて祀った神社です。
落ち着いた雰囲気の中で心を静めることができます。
惣社八幡神社は豊前国府跡公園脇に鎮座しています。惣社は岡山県総社市の総社と同義で総社市には総社宮が鎮座しています。王朝時代の国政は祭政一致のまつりごとであり、国の長、国司の着任後最初の仕事は、時を定め、則を立て、国内諸社に拝礼奉幣しましたが、平安時代になると、国司が国内諸社に奉幣参向の労を省き、国府に近い聖地に惣社(総社)を建立するようになり、その方法も新たに諸神を勧請する場合や古社に諸祭神を合祀する場合がありましたが、総社(惣社)神社、総社(惣社)宮、総(惣)神社などと呼ばれていました。惣社八幡神社の御祭神は仲哀天皇、応神天皇、神功皇后、仁徳天皇、大己貴命、少彦名命を祀っています。惣社は一概に国中の祭神を祀っているわけではなく、主要社の祭神を祀っている場合もあるようで、惣社八幡神社は豊前国一之宮の宇佐八幡宮に大己貴命(大国主神)、少彦名命を合わせて惣社八幡神社としたのでしょう。平安時代の惣社は、在庁官人の尊信を受け、一之宮の宇佐八幡に次ぐ大社であったと思われます。
御祭神:仲哀天皇、仁徳天皇、大己貴命、少彦名命、応神天皇、神功皇后、句々能知命、水波能賣命ーーーーーーーーーーーーーーーーこの神社は、古代において、豊前国内に鎮座するすべての神々を集めて祀ったことに由来する神社で、隣接する豊前国府との関わりも深い神社です。古代の地方行政単位「国」の長官として中央から派遣された「国司」が、任地に赴任後、最初に行うのが、国内に鎮座する神々を巡り、平安を祈願することでした(国司巡拝)。しかし、平安中期以降はその労を省くため、国府に近い場所に国内神社の神々を「総て」集めて祀る神社を設け、それを参拝することで巡拝に代えるようになりました。これが惣社(総社とも表記)で、神社の名称はこのことに由来しています。みやこ町教育委員会社前掲示板ーーーーーーーーーーーーーーーー鳥居:寛文8(1668)年摂社:百体社 貴船社。
こじんまりとした、落ち着いた雰囲気。
豊前国府跡に隣接し関りも深かった当時の豊前国総社的位置付けの八幡神社となる。神気溢れる鎮守の杜となっている。御祭神仲哀天皇・仁徳天皇・大己貴命・少彦名命・応神天皇・神功皇后・句々能知命・水波能賣命この社でたまたま出会った地元の方に国府跡近くに鎮座する翁神社にまつわる不思議な体験談を聞くことが出来た。
豊前国府跡の横にあります。近くある道の駅に車を停め、豊前国府跡を歩きながら行くと辿り着きます。あまり整備されておらず、少し廃れてしまっている感じがしました。昔の官僚がまとめて参拝するために作った惣社。国府跡の真横にあるのも納得です。
名前 |
惣社八幡神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.2 |
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とても美しい神社です。駐車場にトイレも完備されている素晴らしい神社です。大きな神社には大抵在る古墳が鳥居側に在ります。