京王百草園で城跡探訪。
百草城跡の特徴
京王百草園内に位置する歴史的な百草城跡です。
百草城跡は典型的な山城の遺構が見られます。
京王線 百草園駅から急坂を登ってアクセス可能です。
百草(もぐさ)城跡です。百草園という庭園の中、及び庭園向い側の三沢砂土緑地辺りまでが山城だったと思われます。中規模の山城。築城年、築城主は不明ですが…鎌倉期〜戦国期と予想されています。百草園で入場料300円を払い、梅の花を見学しながら順路を進むと山城へと登って行きます。松尾芭蕉の句が刻まれた石碑の辺りからが山城の遺構が残るエリアです。(因みに百草園の入口から道を挟んだ向い側に有る里山道は無料の遊歩道です。三沢砂土緑地遊歩道)空堀、土塁、堀切らしき場所、本丸、二の丸、三の丸、物見台らしき場所が百草園内にも三沢砂土緑地にも多数確認出来ます。又、百草園内の山城頂上付近には樹齢300〜400年と言われるスダジイ(シイノキ)の大樹が群生しており、これも非常に見応えが有ります。(市の天然記念物指定)全体的に素晴らしい山城だと感じました。百草園の梅の木や、裏の百草八幡神社とセットで見学すると見応えは増しますよ。(百草園に入らなくては山城見学出来ませんので百草園は自動的に見る事になりますが)2022/2/27梅の木は五分咲きぐらいでした。尚、駐車場などは無いので山の下の駅前通りにコインパーキングが2つ~3つ有りますので、そこに止めて見学出来ます。パーキングは1日止めても600円です。
京王百草園内に城跡の遺構はおさまっているので、城跡ファンはお金払って見るべし。そうでない人は高幡不動にある高幡城跡で充分かと。
京王線 百草園駅から急坂を20分程登ると京王電鉄が管理する庭園、百草園に到ります。この園内の一部と、隣接する百草八幡宮、朝日山緑地にまたがって城跡が存在します。郭や堀切がしっかりと残っていてコンパクトながら要害性の高い城であったことが伺えます。説明の碑など一切ありませんが山城の雰囲気は楽しめます。
歴史は全く分かっていません。日本城郭大系という本で探したものの、載っていませんでした。しかし、遺構はたくさんあり、空堀、土橋、土塁、堀切、櫓台などが残っていました。また、現在は京王百草園となっています。昔の古民家や、池、森などがありとても良かったです。しかし、入場料はかかります。また、専用駐車場はないので近くの駐車場に止めるしかないです。見晴らしも良いです。最初、百草園を入って、百草城はどこか分からなくてスタッフさんに聞いたのですが分からない…とのこと。けど後でよく聞くと、ちゃんと城跡はあるので安心して下さい。知名度低い………ちなみに一本だけ柵で囲まれている木がありますが、それは徳川家康長男の信康追悼のために植えられたといいます。
典型的な山城だったようです。
名前 |
百草城跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.5 |
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百草園内にある百草城跡です。百草園の展望台まで登ると木の間から富士山などが見晴らせます。小規模ですが、山城の雰囲気が味わえます。入園料300円です。入園時にスタンプを押してもらうと次回訪問時にプレゼントが貰えるとのことです。