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名前 |
田野磨崖仏(町指定史跡) |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
5.0 |
田野摩崖仏田野摩崖仏は市指定史跡で、昭和53年8月18日指定。宇目地域における唯一の摩崖仏であると同時に、県南唯一の摩崖仏で、希少価値の高いものである。中央右に地上から3.5m位のところにある凝灰岩に、半丸彫りで阿弥陀如来が彫られている。像高80cm僧衣を右肩から片肌を脱いだ姿をしている。この姿は座像には多く見られるが、摩崖立像は少ない。その左方中央に高さ5.5mの岩壁の中に、一字の大きさ55cm×55cmという巨大な字で「南無大師遍照金剛」の大名号が薬研彫りされている。この場所は豊後から日向へ越す峠道で、九州大難所の一つ、梓峠のある水ヶ谷~八戸(宮崎県北川町)間の登り口で、時の大庄屋が旅人の安全を祈願するため建立したものと思われる。(宇目町誌等から要約)