遠藤周作の生誕100年、外海絶景。
遠藤周作文学館の特徴
遠藤周作文学館の石積みやステンドグラスが印象的です。
年間を通じて美しい紫陽花やコスモスが楽しめる場所です。
外海の景色が素晴らしく、訪れる価値があります。
遠藤周作が「沈黙」の舞台としたキリシタンの里、外海(そとめ)にある遠藤周作文学館。碧い空と海が広がり、サンセット時には五島灘に沈む雄大な夕日が美しい場所です。2023年の3/27〜9/26(9:00〜17:00)の期間は、生誕100年特別企画展「100歳の遠藤周作に出会う」が開催されています。料金は大人360円、小中高生200円。駐車場あり(文学館の上に位置する道の駅「夕陽が丘そとめ」にも広い駐車場があります)。長崎の島原・雲仙を娘と2人でドライブ中に、寄ってみました。遠藤周作ファンでなくても素晴らしい景観に心癒され、幸せな気分になれる場所でした。私は、遠藤周作の純文学本を特に読んできたわけでもなく、孤狸庵先生のユーモアエッセイを偶然読んだりする程度だったのですが、改めて人生とは何か、宗教とは、愛とは何かを考える良い機会になりました。併設されている「思索空間アンシャンテ」(利用料無料)で、空と海を眺めながら少し遠藤周作本を読ませていただきました。若いカップル1組も利用されていました。遠藤周作さんが「神様がぼくのためにとっておいてくれた場所」と喜んだという、美しい空と海、そして自分に出会いに、1人で行かれるのもおすすめです^^
景色は最高な場所にあります。設置してある内容も遠藤周作ファンなら嬉しくなるものばかりです。が、設置のしかたに関してはもう少しワクワクする展示方法がないものかと感じてしまいました。うろ覚えなんですが、20年(位)前より縮小してますかね?個人的意見ではあるけど、高齢者は文字が見にくいし、そこまで興味無い若者は読まない。興味を引くには体験型や、動画コーナー、なりきりフォトコーナーなどあれば良いと思う。生誕100周年だからこそ何かを求めてしまいました。
前回は紫陽花の時期、今回はコスモスの時期に来ました。作家としての顔、それ以外の多彩な顔…グレゴリオ聖歌の演出の中、静かに見物し、作品の内容を思い浮かべながら先生や作品の背景を辿るほど、ますます先生のファンになります。展示物の内容も充実していて、ファンには見ごたえがあります。欲しかったものも買い物しましたので、ずっと大切にします。良い作品をみつけただけでも幸せなのに、このような絶景に導いてくださった先生に感謝します。
今年は遠藤周作生誕100年にあたる年です。その100回目の誕生日の3月27日に訪問しました。この日から始まる企画展「100歳の遠藤周作に出会う」を見るために。車のない私にはちょっと行きにくいのですが、(長崎駅前からバスに乗って向かいます。)大好きな遠藤周作の世界に触れたくて、毎回企画展の度に足を運んでいます。遠藤周作の代表作『沈黙』の舞台のモデルとなった土地に建っています。今回の企画展では『海と毒薬』の取材メモなど初展示の資料があって、興味深く拝見しました。真面目な遠藤周作だけでなく、狐狸庵先生としてのコーナーもあり、遠藤周作の多面性がうかがえます。内部の青を基調としたステンドグラスも美しいです。何より、何だかヨーロッパを感じさせるテラスから見る五島灘の美しさには胸が震えます。これからもずっと遠藤作品を読み続けていきたいと思いました。遠藤周作ファンには是非とも訪れてほしいです。
名前 |
遠藤周作文学館 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0959-37-6011 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.3 |
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➦建物、石積み、タイル、天井、ステンドグラス、景色も素敵➦アンシャンテだけの利用も可能です。静かな空間〜カウンター席、ソファー席とくつろげます。窓枠が額縁のようで毎回違った景色が写真のように見えて…お気に入りの空間です。誰もいなくて貸し切り状態のこともあり…静かにくつろげます。➦レコード鑑賞会へ行ってきました〜♪➦館内のエアコンが故障のようで…うちわ、ハンディファンの貸し出しをしているけど…暑そうなので入館しませんでした2024/08/12➦今年もレコード鑑賞会へ〜素敵でした♪