神の島・安芸の宮島で趣高い時を。
林家住宅の特徴
安芸の宮島は古来より神の島と称され、神秘的な雰囲気を持つ場所です。
屋敷は土地の名家の面影を残し、高い趣味のある造りが魅力です。
小ぶりながらも庭や座敷の美しさが感じられ、訪れる人を惹きつけます。
安芸の宮島は古来より「神の島」といわれ、島内には人は住まず、神職も対岸に居を構えていたが、宮島に移り住むようになったのは鎌倉末期から南北朝にかけてといわれる。宮島では、古くから棚守(たなもり)・上卿(しょうけい)・祝師(ものもうし)の3家が神職を司っていた。林家は古くから厳島神社の社家「上卿職」で、元禄14年に厳島に移り住み、現在の主屋・表門を建築した。南の大聖院に向かう南北通りの東側に石垣を築いて、石垣のほぼ中央に設けられた西面する石段を10段ほど登ると、杮葺(こけらぶき)の表門(一間薬医門)があり、全体に装飾が多く、賑やかな妻飾りを持っている。この門には珍しく鹿戸が付いている。門を潜ると正面に主屋があり、入母屋造り・桟瓦葺き・妻入りで、正面右寄りに式台付玄関を構え、左寄りに主屋出入り口がある。主屋の妻の構造は雄大で簡素、玄関上の千鳥破風は繊細で手のこんだものである。民家には珍しく、奥の客間左側に「上段の間」がある。
| 名前 |
林家住宅 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| HP |
https://www.hiroshima-bunka.jp/modules/newdb/detail.php?id=536 |
| 評価 |
4.3 |
| 住所 |
|
|
ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
|
周辺のオススメ
明らかに土地の名家という構えの屋敷であり、座敷や庭は小ぶりながら趣味の高い造りになっている。「林家は、厳島神社のいわゆる宮島三家である棚守・上卿・祝師のうち、代々上卿職を継ぐ家で、そのため土地の人は、林家住宅のことを上卿屋敷と呼んでいる。かつては林家も対岸の廿日市の方に住み宮島へ渡っていたようだが、毛利元就の頃、島に定住するようになったと伝えられている」(広島県文化百選 4 (建物編)中国新聞社)。