さいたま市指定史跡で桜散歩。
かね山古墳の特徴
さいたま市指定史跡として地域の歴史に貢献しています。
住宅地の中で静かに佇む小さな古墳です。
桜が咲く時期には車椅子での散歩が楽しめます。
さいたま市指定史跡です。ここから南約600mにわたって一列に古墳が並んでおり、「大久保古墳群」と呼ばれています。ここの隣を鴨川が流れていますが、江戸時代の河川改修前は入間川であり、そのほとりに並んでいたと思われます。しかし、その多くが個人宅の敷地内だったり、四方を民家で囲まれたりと、なかなか見るだけでも大変なうえ、脇に設置してある案内看板が「どっち向いてるの!?」と、見せる気ゼロだったりしますが、ここは道路に面している上に、案内看板もちゃんと見えますのでおすすめ。尚、ここの周溝からは円筒埴輪の欠片が出土したそうです。周溝とは古墳を取り囲むように掘られた掘のことで、墳丘を造る盛土をここから削り取るとともに、高低差を出してより立派な墳丘に見せる手法です。また、墳域を確定させる目的があったと思われます。
小さいけど一応古墳の形はしている。
住宅への取付道路を入ったところにあります。案内板によると、本来は周壕の直径が40メートルにも及ぶ墳長20メートルの円墳だったらしいですが、現在は小さな墳頂部分のみ。訪問はしやすいです。
桜が咲き始めていて、叔母さんの車椅子散歩が楽しみな時期を迎えた。
盛り土と言われたらそう見えるレベル。昔はもっと大きかったらしい。
名前 |
かね山古墳 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP |
http://www.city.saitama.jp/004/005/006/001/005/001/003/p000493.html |
評価 |
3.6 |
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シルバー人材センターの方々が綺麗に伐採してくれていました。草木が取れ古墳の形がよく分かります。