文化財五輪塔と共に、心静かな墓参り。
文化財指定された五輪塔二基あり。山門に入って直ぐ右手のお堂の中にあるのがそれ。案内板によれば、戦国時代末期のものとされ、五輪塔の形をほぼ完全な状態で残っている珍しいもの云々とある(一般的に五輪塔は不安定な形の石を単に積み上げただけのものなので、地震等によって逸失しやすい。)。山門の手前右に覆堂があり、そこに六地蔵がいる。刻まれた文字を見るに、文化六年に健之されたものと分かる。その隣に宝篋印塔あり。明和二年銘であり、廻国巡礼記念で建てられたと読める。島根村の「湯沢藤七」が行者だろうか。その向かいに駒型の馬頭観音像が十八基。全ては確認していないが、明治年間銘が大半と思われる。その隣に安永年間銘の大きな石塔があり、これも馬頭観音か。案内板によれば、管理上の支障のため、近隣のものをここに集めたとある。また、入口直ぐ右手、案内板の向かい側に文政十二年銘の馬頭観音塔がある。文字型だが、一際立派であり、側面には道標が刻まれている。平成元年の案内板によれば、馬頭観音は全部で二十基あるそうである。
名前 |
東光院 |
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ジャンル |
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電話番号 |
048-624-4551 |
住所 |
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評価 |
3.6 |
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親戚の墓参りに行ってきました。以前より綺麗に整備されていました。