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名前 |
荒神宮 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
荒神(あらがみ、こうじん)とは、日本の民間信仰における神様です。荒神様には三宝荒神と地荒神、牛荒神などが存在し、三宝荒神は竈を、地荒神は土地を、そして牛荒神は牛馬を守る神様として信じられてきました。ちなみに、瀬戸内地方には特に多くの荒神社が残されています。土庄港近くのホテルに2泊して小豆島を廻りました。二日目の朝、ちょっと早起きをして早朝の町を歩いてみたのです。人通りも少なく、余所者が路地に入り込んでも咎められそうにありません。そんな路地裏で偶然見つけたのがこの神社でした。鳥居には「大正11年5月吉日」の文字が刻まれています。ちょうど小豆島の地場産業である醤油や素麺の売り上げが伸び始めた時代です。事実、大正9年(1920年)の島の人口は44,656人でしたが、昭和22年(1947年)には62,664人に達します。いかに当時の小豆島が栄えたかがわかります。しかし、その後人口は減少を続け令和7年(2025年) には24,230人、最盛期の約4割となってしまいました。人通りが少ないのも頷けます。ところでここから500mくらいのところに「土渕海峡」があります。世界最狭の海峡だそうです。話のタネになりますから、ぜひお寄りください。なお通行証明書の欲しい方は、海峡脇の土庄町役場までどうぞ。2025.4.1