歴史遺産が息づく見沼通船堀。
鈴木家住宅の特徴
見沼通船堀の管理を担っていた歴史ある家柄です。
国指定史跡として重厚感のある住宅が魅力的です。
古民家と復元された舟の展示で昔の生活が感じられます。
写真撮影は奥の渡し舟のみでした。
鈴木家は幕府から見沼通船堀を往き来する船の管理を任されていた家柄です。その住宅は現住建物ですが週末に限り米倉と納屋を公開しています。
国指定史跡である見沼通船堀の一部。旧鈴木家は,通船の「差配」であった。差配とは,オーナーに代わって事業の管理運用を任された人物のこと。なお,江戸の長屋の大家も差配と呼ばれるが,こちらもオーナーではない(オーナーは,奉行所,寺社,大商人などが大半で,彼らが直接管理することは基本的にない)。鈴木家の居宅は江戸にあり,秋から冬にかけて,「八丁会所」という当地に建てられた事務所に出向していたらしいが,文政年間頃に当地に移住したという。現存する母屋や米倉等は,その頃に建てられたものと推定されている。見学のためには,入場記録を記載する必要がある。コロナ以降の公共施設で良くある日付氏名連絡先を記載するあれ。また,緊急事態宣言下のためか,通船堀で実際に使われていた船を直接見ることが出来ないなど見学制限が掛かっている様だ。なお,母屋内部はもともと公開していないという。
見沼通船堀の差配役として代々運河の管理を行なっていたそうでなかなか重厚感のある住宅です。現役住宅ですので内部の見学はできませんが、土日は庭にある蔵などの見学はできます。見沼通船堀とともに国の史跡に指定されています。現役住宅が史跡というのは珍しいかも。
見沼通船の史跡。
自転車で通りかかったとき、缶コーヒーを自販機で買い、その時間つぶしのためによったが、人が少なく、船とその奥に見える川が当時の様子を想起させ、案外良かった。わざわざ行く所ではないと思うが。
中に入ると資料が展示されていています。
見沼通船堀の差配役宅だった家。家の中は見学できないし、土日だけ付属建物だけ見学できるといっても、やはり役宅が見たい。不満が残る。
見た目は普通の古民家です。行くときは道も狭いところになるので注意してください。
名前 |
鈴木家住宅 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
3.6 |
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昔のこの地域の農家の生活が偲ばれます。いつまでも残して欲しいです。