椿井城跡で歴史を感じる!
椿井城跡の特徴
椿井城跡は平群谷を挟んで信貴山城と対峙する歴史的な場所です。
室町期に椿井氏が築き、その後島左近が城主として奮戦した伝説的な山城です。
登城口から2つの登山ルートがあり、自然を楽しみながら歴史を感じられます。
松永久永の居城で有名な信貴山城から平群谷を挟んで対峙する、標高200メートルの尾根上に築かれた山城。地元の活動によって整備され、気軽に登れるようになっています。大きな二つの郭群から構成されており、二つの郭の間に大きな堀切が残っています。西側が開かれた眺めの良い気持ちの良い所です。
椿井城は標高約240m(比高約200m)の山城です。築城時期や城主などを明確に示す資料は残っておらず詳細は不明です。国人の椿井氏によって築かれ、最終的には島左近が城主だったと言われているが、松永久秀が関わっているとの説もでている。登城口から約15分程度で城域に到達できる。椿井城は南郭と北郭に分かれているが、現状見ることができるのは南郭のみで北郭へは立入禁止となっている。南郭には主郭、副郭の郭ふたつと堀切、土橋と僅かな石塁を確認することができる。南郭からの眺望はなかなか良く街を見下ろすことができる。しかし、南郭だけだと正直物足りない。自治体には早期の北郭の整備をお願いしたい。
室町期に椿井氏が築き、後に島氏の城となって関ヶ原の戦いで奮戦した島左近が城主を務めたと伝わっています。道の駅大和路へぐりにバイクを駐め、徒歩で椿井春日神社南側より登城しました。南郭群まで登城路は整備されていますが、北郭群へは立ち入り禁止で入る事が出来ません。比高200メートルで、山上は樹木に遮られて眺望は利きませんが、島左近に興味のある健脚の方は是非とも登城しましよう。
道の駅に車をとめて登城。登山口から春日神社と古墳を取り込んだ土塁に目を奪われました。北郭へは立ち入り禁止ですが南郭からの平群全域の眺望は素晴らしいと思います。
椿井城跡まで登城口から2つの登山ルートがあります。約20分ほどで登りましたが急な坂などもあるので注意が必要。バイクで行ったので,近くの道の駅に停めました。そこから徒歩で椿井城跡へ示した看板に従えば登城口まで行けます。
北郭と南郭がありますが現在北郭は整備中につき立入禁止でした2017.12.9。登城口(椿井井戸付近)から南郭部までは約20分ぐらいの登山。道はそこそこ整備されております、階段はなく全て山道です、目印も所々設けられおり(ピンクの目印)道に迷う事はありません。急勾配の箇所や極端に狭い箇所が数カ所ありましたので登城時にはご注意あれ。中世のお城ですので石垣などは勿論皆無ですが南郭付近には堀切や土橋がありその辺りが唯一の見どころかもしれません。南郭部からの景色はまさに爽快、パノラマビューを楽しめます。支城であったとされる西宮城や中垣内城がよく見えます。想定していたよりも郭自体はこじんまりとしてました。南郭にはノボリは建ってましたが城跡碑や城郭の説明板はなし。結論的にはハイキングや運動がてらには良い場所かと思いますが城跡としては特筆すべき点は少なかったです。
名前 |
椿井城跡 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0745-45-1017 |
住所 |
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HP | |
評価 |
3.5 |
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道の駅大和路へぐりに駐車し、椿井井戸登城口から登っていきました。大きなのぼり旗が2本立てられており、中々迫力ありました。平群の町並みと地形が見渡せる眺めも最高です。後悔したのは、帰りは北側から椿井春日神社へ下りる道を行ってしまったことです。草が生い茂ってぬかるみが多く、山道が小川になっているような危険な道でした。冬ならマシかもしれませんが、夏場は避けるべき道かと思います。帰りも椿井井戸登山道で下山すること推奨です。