千住宿の歴史深い商家、横山家。
横山家住宅(紙問屋松屋)の特徴
横山家住宅は千宿の宿場町の雰囲気を残しています。
江戸時代の商家としての貴重な建築構造が評価されています。
彰義隊の刃の跡が残る庇の柱が見どころです。
横山家住宅北千住駅から徒歩7〜8分旧日光街道千住宿であったサンロード商店街(宿場町通り)に横山家住宅が建っています。安政2年に建てられた横山家の住宅で、木造二階建て細格子造り。現在の建物は昭和11年に改修されてはいますが、ほぼ建築当初の姿を保っており足立区の有形文化財に指定されています。横山家は地漉き紙問屋を営んでいた旧家で、江戸時代には、公用の旅行者に対する便宜を図って伝馬役を負担したことから「伝馬屋敷」とも呼ばれていたそう。慶応4年上野彰義隊が官軍との戦いで敗走した際に付けたとされる刀の跡が玄関の柱に今も残されていますよ。横山家住宅の他にも周辺には千住宿の面影をしのばせる建物が数棟残っているので、是非足を運んでみて下さいね。住所東京都足立区千住4-28-1アクセスJR,地下鉄日比谷線・千代田線,東武伊勢崎線北千住駅西口から徒歩7分。
文化財的な案内板と時々歴史ガイドさんと散策している人で認知していましたが、改めて案内板を読んでみたら区の登録有形民俗文化財でした。元々は奥のお寺さん位まで在るうなぎの寝床の様な敷地で、再生紙の問屋と共に幕府公認レンタル馬?の伝馬屋敷だったとの事です。
歴史の雰囲気がある建物です。木造の昔の商家の大きな家ということがわかります。説明もあって便利です。屋根に雑草が生えたりしているので、もう少し手入れをしたほうがいいでしょう。
中が見れないのはざんねんですが、宿場町当時の雰囲気を残す貴重なものです。
今も残る江戸時代からの商家(千住宿場町通り)江戸時代の四宿 新宿、品川、板橋、千住のうち最も栄えたのは千住宿で最盛期には1万人もの人々が生活していた。千住宿は日光街道、奥州街道の初宿であり歴史は徳川以前に遡る。現在の北千住は駅ターミナルとして大賑わいであるが、一歩脇道に入るとかっての宿場町の雰囲気が随所に残っている。特に千住宿場町通りは荒川放水路の建設により途中から遮断されたために取り残されて戦前は宿場町の雰囲気を色濃くのこしていた。しかしながら、東京大空襲によりほとんどが焼き払われてしまったようだ。しかし、戦災にもめげず生き残った家屋も数少ないがいまも現存している。その千住宿場町通りを荒川岸まで歩いてみると宿場町の薫が漂っているのを感じることができる。この薫はいつまで続くのだろうか・・・・
昔の商家の建築構造が残っている稀少性を評価。上がりがまちが土間より一段低くなっているのがいかにも腰の低い商人の生活と身体感覚を今に伝えてくれます。
車で行く方 目の前に郵便局と祭儀場があるため横山家 前に停車する車が 多々有ります角にT字路が 有り カーブミラーも 無いので 気を付けてね。
まだ住まれている感じがします・・・。
保存大変でしょうが続けて欲しいです。懐かしい気持ちと、暮らしぶりのいつのまにやらの変化に気づかされます。
名前 |
横山家住宅(紙問屋松屋) |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
3.7 |
周辺のオススメ

足立区郷土博物館の出張展示(既に終了)で家の中を見る事が出来ました。普段は見る事が出来ない、彰義隊による刀傷に歴史を感じました。