迫力の仁王像に出会う神社。
大年神社(大神社)の特徴
県道716沿いに位置する、落ち着く空間の神社です。
大年神・御年神・若年神を祀る神社には貴重な板碑が立っています。
仁王像が存在する入り口は、迫力満点の印象を与えます。
祭神に大年神・御年神・若年神の三柱を祀る神社境内には県指定有形文化財の板碑が二基建っており二つは、ほぼ同形同大で石材も共に凝灰岩上段の板碑は塔身正面上部に大きく胎蔵界大日を現す種子が薬研彫りされ、その下に暦応四年巳三四と陰刻されている神社自体少し淋しい感じはするものの他にも石塔や稲荷社とあり落ち着く空間ではある。
のどかな風景を楽しみながら川沿いに杵築の方へバイクを走らせていたら、迫力ある仁王像を発見。引き返して神社へ向き合いました。時宗に因む、大分県の指定文化財があるとは!地元の人しか知らない様なひっそりとした佇まいですが、入口の仁王像はやはり人を惹きつけます。こういうのを発見した時の喜びはひとしおです。目的も無くふらっとツーリングに出る時の楽しみです。
普通の神社と同じく狛犬の守る鳥居もあるのですが、仁王像が立っている入り口もあります。迫力のある造形の仁王像は「山蔵の仁王像」といい、神社とは別の言い伝えがあるようです。神社の創立は1114年、御祭神はお正月に降り来たって豊穣を約束する大年神、御年神と若年神です。神社なのに仁王像があるのは神仏習合時代の名残でしょうか、面白いです。鮮やかな彩色が残る本殿はトタン屋根の下に守られています。
名前 |
大年神社(大神社) |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.1 |
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県道716を山香に向かうと左側にある。仁王像と板碑の2つの文化財を持つ神社である。鳥居を抜けて階段を上ると拝殿、本殿、稲荷社、板碑、神楽殿と左に向けてある。