比丘の誕生、神聖なあの場所。
戒壇の特徴
比丘になるための神聖な儀式が行われる場です。
インド・サンチーの古塔が載せられた宝塔があります。
かつて正式な僧になるための戒律授与の場所でした。
現在は上屋が焼失していますが、かつてはここで正式な僧になるための儀式が執り行われたそうです。(鑑真和上が来日してくださった目的に一つに、日本に戒壇を造ることもあったような気が・・・。ちょっと自信がありません。)こちらへ足を向けられる方は少ないようですが、是非一見を。
ちょっと異国的な建造物に惹かれて門から眺めました。南側に入口もあります。
具足戒を受けて比丘と成る為の神聖な所です。
戒壇は僧に資格を与える場所でお寺にとっては非常に神聖な一画だそうです。もともと、この唐招提寺の戒壇は覆堂によって覆われていたそうですが、嘉永元年(1848)火災により焼失し、現在は昭和53年(1978)に製作された宝塔が立っています。
僧になるための授戒を行う所で、現在は焼失により三段の石積だけ残り、その後インド・サンチーの古塔を宝塔として載せたもの。
東大寺には戒壇堂がありますが、唐招提寺の戒壇堂は燃えてしまった様です。
名前 |
戒壇 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0742-33-7900 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.2 |
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師から戒律を授けられなければ僧にはなれない。鑑真を招聘した最大の理由がこれだった。自戒だけではなれない。日本の受戒の仕組みがこれで変わった。唐招提寺の戒壇院には、今、建物はなく戒壇だけがポツリと寂しく佇んでいる。またその戒壇上にあるお椀型の塔はインドサーンチーの宝塔を参考にして、そのミニチュア版として築かれた。(1978年の作)