猿沢池畔で感じる名月の余韻。
★名月は雲間を出でて猿沢の池に沈まん花扇見つ仲秋の名月の日に猿沢池畔にある小さな「采女神社」で催行されるお祭りです。JR奈良駅前を進発した「花扇奉納行列」が三条通を中心に采女神社まで市内を練り歩きます。秋の七草で飾られた大きな「花扇」を載せた車を中心に、十二単衣姿の花扇使・天平衣裳に身を包んだ女官や稚児など見ものです。姉妹都市の福島県郡山市の参加が花を添えました。18時から采女神社で行われる「花扇奉納神事」は非公開でした。佐藤和哉氏の篠笛奉納演奏があって祭の気分が一気に高揚してきました。20時から「管絃船の儀」が始まり、2隻の船が猿沢池を時計回りに回遊した後に、池の中央に進んで花扇を池に投げ入れて終了しました。仲秋の名月は一時雲に隠れましたが、やがて全き姿を現し采女祭を見守っているかのようでした。古式ゆかしい行事に多くの国内外の人が蝟集していました。2024年9月17日。
名前 |
采女まつり |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
5.0 |
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笛,琴,琵琶の音が聞こえ案内があり厳かに行われました昼はお稚児さん,踊りがあり一日賑やかな奈良で外人さんも沢山来られて良いお月見が出来ました。