奈良時代の息吹を感じる伊丹廃寺跡。
伊丹史跡公園の特徴
奈良時代の歴史を感じる伊丹廃寺跡が魅力の公園です。
基壇が復元されており、当時の雰囲気を楽しめます。
伊丹市緑ケ丘に位置し、訪れる価値がある史跡です。
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【史跡】伊丹廃寺跡。
基壇が復元されている。
名前 |
伊丹史跡公園 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.2 |
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伊丹市緑ヶ丘に所在する奈良時代の寺院跡。昭和33年(1958年)から40年まで発掘調査がおこなわれ,奈良の法隆寺と同じ伽藍配置をもつことがわかりました。昭和41年に国の史跡に指定され,金堂跡・塔跡を中心とする一帯が史跡公園として整備されています。この寺院については古くから知られ,寛政10年(1798年)刊行の『摂津名所図会(ずえ)』にも「霊林寺旧趾(れいりんじ きゅうし)」として古い礎石があることが指摘されていました。昭和33年(1958年),畑の耕作中に水煙と基壇の一部が発見されたことから,同年から40年まで発掘調査が実施され,寺跡の全容が明らかになりました。遺構と伽藍配置伽藍配置は“法隆寺式”で,東に金堂,西に塔が並列して南面しています。これらを囲んで回廊がめぐり,南に中門,他の三方にも僧門があります。講堂は金堂の北方にあり,その両側に僧房が続きます。そして,これらの主要伽藍の外側に築地塀(ついじべい)があります。講堂が中軸線より東側に寄っていることが法隆寺式の配置と一部異なっています。なお,講堂跡は現在の史跡公園北側の道路と陸上自衛隊中部方面総監部の敷地にまたがっていました。