味見桜公園で中世の城郭を一望!
障子ヶ岳城跡の特徴
味見桜公園からの登山道は整備が行き届いています。
中世の城郭を一望できる貴重な場所です。
地元の有志の方々が愛情を込めて整備しています。
本丸・二の丸・空堀・そして北の丸の縄張り(連郭式山城)がしっかりと確認できます。本丸・二の丸・北の丸に至る直前の登山道は、かなり急峻でした。冬枯れの時期に訪れてよかったと思います。道から足を踏み外しでもしたら、急勾配な土塁から転げ落ちますんで(土塁がむき出しなんで、縋るものがありません)細心のご注意を。北の丸を独り占めなさっている先輩がいらっしゃいました(笑)。気分は殿様でしょうね。贅沢な時間をお過ごしでした。先輩のように城主になった気分で豊前の国土を見下ろし、今ではまったりと落ち着ける場所ですが、築城直後から戦乱に巻き込まれ、激しい争奪戦が繰り広げられたようです。足利統氏(築城者)、千葉氏(光胤・高胤)、大内氏、千葉氏、門司国親(大内配下)、千手氏(毛利氏配下)、高橋元種、毛利氏(小早川氏)、黒田孝高と、その主を目まぐるしく変えています。そして、元和の一国一城令にて、廃城となっています。みやこ町(旧勝山町)方面からは、麓からでもその威容が確認できます。
有志の方々の奉仕活動により、登山道が整備され、中世の城郭の典型的な形態を一望することできます。有り難う御座います。冬の草枯れの季節がオススメです。山頂からの見晴らしも最高です。
2022年3月29日に初登頂しました。JR採銅所駅から味見桜公園を経てこちらに到達。山頂は360°見渡せるパノラマで周りの山をたくさん堪能できます。山頂付近には登山者名簿が設置されていたりなかなか楽しく整備されていました。非常に緩い登山道なので山登り初心者にはちょうどよいと思いますね。
地元の皆さんのお陰でキレイに史跡が整備されています。北の丸跡、空壕跡、馬場跡、二の丸跡、本丸跡がはっきりわかり、石垣はありませんが、山を削り、空壕を掘り出来上がった城だとよくわかります。味見桜公園から登れますが、道が狭く、途中雨水で削られている為、公園までは車で行けません🚗
海側から登る朝日、山中に沈む夕陽がとても美しく、地域の人たちによる草刈り等の整備も行われており、地域に愛されている山であり、城です。道中はサルが出る地域でもあるので、登る時には気を付けてください。
名前 |
障子ヶ岳城跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.4 |
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味見桜公園からゆっくり歩いて1時間もかからずすばらしい展望を望めます。行橋市・田川市のほか皿倉山、両子山、鶴見岳、古処山、万年山、福智山(山頂だけちょこっと)なんかが見えてました。