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名前 |
水奉行の墓 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
5.0 |
備中高松城は水攻めに遭った城として有名ですが、足守川からの水だけでは不足の場合を考え「もう一つの水攻め」を計画していました。高松城の北東に流れている長野川(別名 鳴谷川)を堰き止め、川と高松を隔てる峠を掘削して高松側へ水を引き入れようとしました。しかし峠を短期間で9mも掘り下げる工事は難航。黒田官兵衛の奇策により堤防がわずか12日で完成。足守川からの水量も十分確保できた。さらには本能寺の変が起き早期の和睦となる。この工事は戦いが終結するまでに間に合わず、水奉行は自責の念からその場で自刃しました。この難しい工事を指揮した水奉行、彼もまた清水宗治に劣らない忠義者ではないだろうか。