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名前 |
赤橋(関西鉄道大仏線) |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
5.0 |
明治時代に存在した関西鉄道大仏線、通称大仏鉄道の鉄橋の台の遺構で、赤いレンガを使っていることから「赤橋」と言うようです。梶が谷隧道から赤橋までの間は見学しやすいよう整備されていますね。赤橋についてはレンガ積みも気になりますが、まずは真上にある長い石に注目です。大仏鉄道の機関車をささえていた石桁には、日本に昔からある技術で、長い石を切り出して使用しています。また、赤橋の角は城郭の石積みの四隅を思わせます。さて、この赤橋ですけど、すぐ近くに梶が谷隧道があります。同じような地形なのに一方は和洋折衷の切り通し、もう一方は西洋式のトンネルにしています。さて、どうしてだろうと思うところですが、おそらく急いで開業するためには土木工事全部を西洋式にしていては技術者が足りず、既存の技術者も使うしかなかったからかなあと思います。多分赤橋の方を作ったのは、地元の職人でしょうけど、五百年先の未来に崩れずに残っているのは西洋式の梶が谷隧道か、和洋折衷の赤橋か…。私的は、昔の地元の職人が作った赤橋を応援したいところです。