右会津川中流域に位置する。
名前 |
鏡子山城跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP |
http://kisyujt.com//html/castle/wakayama/tanabe/kyoushiyama2.html |
評価 |
3.0 |
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鏡子山城は高尾山(標高605m)の西側麓にあり、右会津川中流域に位置する。この城は衣笠城を居城とする愛洲氏の支城であり、ここからは衣笠城や秋津平野を見渡すことが出来る。 天正12年(1584年)愛洲氏は秋津荘を湯河直春の大軍に攻められ、一族である城主長俊は、鏡子山城から詰城である鷹ノ巣城(田辺市)へと移り防戦したが破れ、長俊は鷹巣ノ城から傘を使って群がる敵の中へ飛び降り討ち死にしたと伝承がある。 城跡までは県道29号線からゴルフ場看板を目印に団地を抜け、池を通り過ぎた後に左折し急斜面を登ると到達する。 遺構の一部が農道や梅畑となって破壊されているため当時の全体像は不明であるが、残された堀切、竪堀など形を良く残している。 主曲輪は25m×10mほど残存し、北側に腰曲輪を配置し下方に横堀と竪堀が残る。また西側には深い堀切と竪堀で尾根を遮断している。