咲き誇るソメイヨシノ、妙徳寺。
妙徳寺の特徴
入口のソメイヨシノの古木が咲き始め、美しい景観を提供しています。
新しいお堂が完成予定で、地域に新たな拠点が生まれます。
築160年の歴史あるご本堂が解体され、変化の時を迎えています。
入口のソメイヨシノの古木が咲き始めました❗素晴らしい❗🌸
島名の香取神社の北西に伽藍が建立されています。 永仁5年(1297)に一遍上人の法弟・一阿了向によって道場として開基したもので浄土宗の一派である時宗に属しています。 「新編常陸国誌」の妙徳寺は滋賀県(米原)の連華寺の末寺であったとの記載があります。 連華寺は古くは関西の時宗の本山で、現在は浄土宗の本山になっています。境内は東西90メートル南北75メートルでその周辺に土塁と堀を巡らしていたらしく、今でもその残塁や堀の跡が残されています。 以前の本堂は茅葺屋根で造られており、文久2年(1862)に建立されています。 庫裏は文政12年(1829)に建立されたもので、本堂より大きいのは、本堂の出来ない間、庫裏の中座敷に 阿弥陀像を安置しておいたからです。 その阿弥陀像は失われ、現在、本堂にある阿弥陀像は中西の文殊院のものを移したものと伝えられています。 山門が鐘楼となっています。 太平洋戦争で供出された、以前懸っていた梵鐘は寛延2年(1749)鋳造で山門の建立はその前です。境内には天然記念物に指定されている梅の老木があります。 また、島名小学校は明治10年(1877)にこのお寺で創立されました。 周辺の地域は新興住宅地として開拓が進められている最中で、近くで発掘調査が行われていました。
まもなく新しいお堂が完成。
つくば市の時宗「妙徳寺」の築160年のご本堂が平成29年5月をもって解体されることになりました。つくば万博博覧会、つくば市合併、つくばエクスプレス開通の歴史とともに今に至ります。振り返れば人が集まり、街ができ、毎年島名小学校は1クラス増える賑わいです。この地域の中心で、静かに見守り、導いている「妙徳寺」のご本尊の導きの力と、地元檀家檀信徒の真心、そしてお寺を支えまた守り続けて来た確かな赤誠を須弥壇から感じとることができました。繁栄の基いのヒントを感じざるを得ません。平成30年には檀家檀信徒の皆様の浄財で新しいご本殿が建設されます。
浄土宗 吉祥山妙徳寺御本尊 阿弥陀如来。
名前 |
妙徳寺 |
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ジャンル |
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電話番号 |
029-847-7393 |
住所 |
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評価 |
3.9 |
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法要行事致しました。