大正時代の珍しい赤鉄橋。
南河内橋の特徴
日本で唯一現存するレンティキュラートラス形式の橋梁で文化財です。
1927年に築造された貴重な赤い鉄橋を渡りながら観察してください。
河内貯水池の奥に架かる珍しい二連橋は大正15年の歴史を誇ります。
塗装工事が終わり赤が山の緑に映えています。適度に木陰もあるので、気持ちよくお散歩ができます。
世にも珍しいレンチキュラートラスの二連橋。レンチキュラーとはかまぼこ型の意。周辺の柵までレンチキュラーが描かれている。
河内貯水池の奥に架かる、レンティキュラートラスという形状の赤い鉄橋です。通称、眼鏡橋です。静かな湖面に映える美しい橋です。河内貯水池のシンボル的存在です。私が子供の頃、写真家の先生に連れられ、ここで撮影した記憶があります。思えばここが私の原点かもしれません。貯水池にある5つの橋は、ダムと同じ沼田技師が設計しました。皆、形状が違います。中でもこの橋だけは鉄橋です。この橋は完成時点で構造的・意匠的にも時代遅れだったそうです。何故でしょう?私が思うに、まず製鉄所の鉄を使いたかった。それが技術の経験になるから。そして時代遅れでも、ここに似合うデザインを優先した。のではないでしょうか。この形状では国内で唯一現存する橋です。沼田技師がここに採用したからこそ、この美しいトラス橋を今も見ることが出来るのです。
大正15年に造られたレンズ型の鉄橋。橋脚も石積みで、とても雰囲気がある。ひっそりとした貯水池にあることもあり、個人的には雨の日が似合うと思う。貯水池を巡る補導があり、散策、サイクリングにも良い。
東田第一高炉跡の次に訪れました。国指定の重要文化財。大正15年11月竣工デザインが素敵です。その形状から通称「魚形橋」または「めがね橋」と呼ばれているそうです。
名前 |
南河内橋 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
4.0 |
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貴重な鉄橋1927年に築くられた日本で唯一現存するレンティキュラートラス(レンズ状)形式の橋梁です重要文化財にもなっているとても珍しい橋ですので、渡りながらボルト(ピン結合)などを見てください。