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名前 |
東大山の馬頭観音 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
本坂通り(姫街道)気賀道沿いに祀られている馬頭観音です。ご由緒書きなども無く詳細は不明ですが、祠の中に「佐々木右左ェ門」と書かれた卒塔婆が立てられていますので、その人物に関係があるのでしょう。神ヶ谷の馬頭観音に掲示されている案内板に「西鴨江馬頭観音・大山馬頭観音・神ヶ谷馬頭観音は当地方の三大馬頭観音と呼ばれていた」と書かれていますが、当所の馬頭観音がその大山の馬頭観音に相当するのかは判然としません。分からない事だらけですが、当所最大の謎は、祠に祀られているのが仏像ではなく自然石である事です。何か謂われが有るのでしょうか。尚、この馬頭観音の後方にある塚は、江戸時代の現存一里塚です。天保14年(1843年)の『宿村大概帳』には塚木が書かれていますが、榎とする資料と松とする資料が有り、どちらが正しいんでしょうか。いずれにせよ、現在では複数種の樹木が生えています。左右もかなり削られてしまっており、元の大きさを留めていません。せめてこれ以上撤去されない事を願います。