土塁と虎口を巡る散策。
増尾城跡の特徴
増尾城跡は公園として整備され、遺構が良好に残っています。
東武増尾駅からアクセス良好で、登城が簡単にできます。
鬱蒼とした森で手入れもされており、散策に適した場所です。
公園として整備されているが比較的遺構の残りはよく主郭周りの土塁や虎口をよく確認できた住宅地の中の公園だが城跡の辺りは人も少なく落ち着いて見学できる。
直線連郭を土塁と横堀で囲み、その下に腰郭も見られる中世城郭。郭間には堀切も見られる。戦国時代に小金城主である高城氏の家臣、平川若狭守の居城と伝わり街道を守る関所的な役割だった城だと考えられます。ニッカ通り側が副郭で駐車場脇の大地先端部が櫓台跡。主郭は中学校側で主郭下に腰郭があります。ニッカ通り側の駐車場は満車状態が多いので増尾城址総合公園の駐車場に車を停めて、散歩がてら歩いて行くのがオススメ。駐車場から入り、中学校側に降りるルートを通りましょう。総合公園内は行き止まりで袋小路です。総合公園と園内歩道が繋がっているのでランナーや散歩をする方が多く、憩いの場としても利用されながらしっかり遺構も目にする事が出来ます。
公園の一部として整備された土の城ですが案内板が設置されて見学しやすく駐車場もあります。
森です。ですが、森の中を歩けるように整備されているので、気軽にお散歩できます。水が湧き出ているところもあり、いろんな生き物がいるようです。のんびりできるのでオススメです。駐車場は何ヶ所かにありました。
東武 増尾駅から10分程度で登城でき、アクセスは良好です。公園として整備され遺構はしっかり残っています。特に土塁に囲まれた本丸跡は古城の雰囲気に溢れています。程好い高低差のためジョギングの好適地なのか驚くほど多くのランナーが周回していました。緑も豊かで、大きな駐車場もありました。
ニッカ通り側の公園入口の階段を上がると目の前に櫓台跡が堀と共にドーンと現れます。この櫓台あるところが副郭になり5mほどの高低差があります。そこから堀底道を左に沿って回っていき、東側の端から主郭へとあがりました。主郭は土塁に囲まれ副郭との繋ぎ目には立派な虎口があり、そこを抜けると主郭の倍以上の広さがある副郭にでます。副郭も土塁に囲まれています。この土塁の上には上ることができ、高さを感じることができます。副郭に城址碑と説明板があり、最初に見た櫓台跡もあり、その横には堀へ下りる虎口もありました。入口を右に行けばこの虎口から副郭に入ることになります。規模は大きくはないですが、堀や土塁なども確認でき、楽しめました。
子供が小さい頃、自転車でよく来てました。久しぶりに来てみました。今日は晴れて暑いくらいですが、城址跡に入ると鬱蒼として、涼しいです。誰も人がおらず、少し怖いぐらいです。公園の方に行くと、広々としてます。
主郭・2郭を取り巻く土塁が見事な城です。道をはさんだ反対側の林は城外なのか遺構は見られませんでした。
鬱蒼感半端ない、怖い森。
名前 |
増尾城跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
3.7 |
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芝浦工業大学中・高等学校の西隣の小高い丘の上にある連郭式平山城。舌状台地を最大限に利用しているが、空堀、土塁など人工の遺構はよく残っている。「増尾」とか「増山」という地名の所にある城跡はたいていは舌状台地上にある。戦国時代に千葉氏に属した国衆(国人)高城氏の家臣が居住したというが、国衆の家臣の城としては規模が大きすぎる。また、史料的にも係争地として見えない地になぜこれだけの城を築く必要性があったのかも疑問。縄張りとしては主郭、副郭、虎口などの構造がよく分かる貴重な城跡である。