Perfume
と アクターズスクール広島
パフューム Perfume |
Perfume(パフューム)は、日本の音楽ユニット。中田ヤスタカがプロデュースする広島県出身の3人組テクノポップユニットである。 女性アイドルグループとしては相当に長い下積みを経て、2007年から2008年にかけてブレイク。以降も長く人気を保つ女性アイドルグループである。独特の音楽性やダンス、舞台演出等に特徴がある。 アミューズ所属。レコードレーベルはPerfume Records / ユニバーサルJ。公式ファンクラブは「P.T.A.」。 |
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1998年12月、ASH(後述)とは別の芸能スクールが行った体験レッスンで、小学校4年9歳時のかしゆかとあ〜ちゃんが出会う。
あ〜ちゃんは周りが年上ばかりの中で唯一の同学年だったかしゆかに運命の出会いを感じ、初対面にも関わらず固い握手を交わしている。
かしゆかは、恥ずかしかったり、人見知りしたりする年頃なのに突然、「よろしく!!」って握手を求めてきたあ〜ちゃんに戸惑った。
2000年春、テレビ新広島が運営するアクターズスクール広島(ASH)に入学した第1期生のかしゆか・あ〜ちゃん・河島佑香が、自発的にスクール内ユニット「ぱふゅ〜む」を結成した。
Perfumeと同じくスクール開校と同時にダンス講師となったMIKIKOとは長い付き合いで、Perfumeの以降、ほぼ全ての楽曲の振付けがMIKIKOによるもの。
絆も強く、"4人目のPerfume"などと呼ばれる。
2002年3月、アクターズスクール広島「もみじレーベル」よりシングル「OMAJINAI★ペロリ」でインディーズデビュー。
広島限定のご当地アイドル(ローカルアイドル)として活動。
第一次ロコドルブームが興ったのは2003年で、ぱふゅ〜む(Perfume)は2003年に上京したが、当時のPerfumeは新潟のねぎっこ(Negicco)、山形のSHIP、長野のネイチャJr.、岡山と香川のTV局が作ったBachicco!、同じ広島のサンフラワーなどと共にロコドルの括りに入れられていた。
ロコドルは当時はまだ全国に多くはいなかった。
ぱふゅ〜む(Perfume)はローカルアイドルとしてもハシリに位置するグループで、結成から2020年で20周年を迎え、ローカルアイドル出身の女性アイドルグループとしても、同一メンバーによる女性アイドルグループとしても長い活動歴で知られる。
アジアの音楽圏の中でも、同一メンバーで長くメジャーの第一線で活躍する女性アイドルグループはほとんどいないとされ、メジャーの第一線で活躍する女性アイドルグループという点にまで絞れば、活動20年は日本の音楽史上では初めてのケースで、未知の領域に入っている。
2002年7月14日、横浜クィーンズスクウェアで開催されたファッションショー「NARUMI JUNIOR CITYパラダイスコレクション」出演。
2002年7月23日「ぱふゅーむ日記」(アクターズスクール広島ホームページ)開始(~2003年3月31日)。
2002年夏、BSフジの音楽番組「club TK」出演(放映は2002年12月23日)。
アクターズスクー広島の発表会を観に来た大里洋吉アミューズ会長から、「東京来るの?来ないの?」と言われ、2003年春、中学3年生になると同時に上京し、アクターズスクール広島と業務提携している現事務所に所属 傘下の新人女性タレント育成プロジェクトBEE-HIVEの一員となり、全国から集められた先輩アイドルグループらと全員女子寮での共同生活を送る。
広島弁を直すよう強要され、グループ名表記を事務所の意向で「ぱふゅ〜む」から「Perfume」へ改められる。
2003年4月1日~2004年3月10日まで「ぱふゅーむ日記」を継続する形で、広島のファン向けに「ぱふゅ~むの東京通信」を配信し、東京での活動を報告。
同年4月号より、実業之日本社より発行されていたローティーン向けファッション雑誌『プチバースデイ』のモデルを休刊となる同年9月号まで務める。
10月、『Perfumeのパンパカパーティー』(CBCラジオ)が開始(~2008年9月)。
10月 - 11月、Perfume 初の全国ワンマンツアー『感謝!感激!ポリ荒らし! 〜あらためまして、Perfumeです〜』(名古屋・大阪・広島)『Perfume 〜SEVENTH HEAVEN イイ気分♪〜』(東京)を開催 広島公演はアクターズスクール広島で、メンバーが散々汗と涙を流したスタジオにステージを組んで行われ、『スクールの発表会のリハーサルみたいじゃん?』とちょっとガッカリした。
「ポリリズム」のヒットでCMやテレビ出演のオファーが増え、テクノポップブームの火付け役となり、多くのフォロワーを生んだ。
10月12日、ヴィレッジヴァンガード下北沢店で初の女性限定イベントを行った。
中田はヴォーカルのレコーディングの際に、自宅兼スタジオで歌詞が書かれた紙をレコーディング直前に渡し、その場で覚えさせ、3人を電話ボックス大のブースの椅子に座らせて行う。
また、レコーディングにあたり中田から歌詞の意味を説明されることはなく、3人に対してなされる指示は「しゃべるように歌って」「そっけなく歌って」というようなものだけであった。
中田から楽曲提供を受けることとなった当初、3人はテクノポップという音楽ジャンルが存在することを知らなかった上に、以前通っていたアクターズスクール広島のレッスンでは"楽曲に対してできる限り自分の感情をこめてDivaのように歌う"ように指導されていたことから、中田のこのような指示が理解できず、毎回のように泣きながらレコーディングを行っていた。
このため、インディーズデビュー後間もない頃には、歌い上げるみたいな感じで歌い、反抗している感じ、声がマッチしていない、理解できなくてただ歌わされているという感じであったといい、特に『スウィートドーナッツ』にはこのような印象が実際に表れている。
当初は3人が中田の指示を理解できず、楽曲が好きになれない状態が続いたものの、メンバーがクラブイベントに参加した際に、フロアーがPerfumeの曲で楽しそうに踊っているところを目の当たりにするなどの経験から、自分達がかっこいい曲を作っているという自信につながり、テクノが好きになり、曲作りにだんだんと主体的に取り組むようになった。
メンバーが中田に意見を言えるようになったのは2008年のアルバム『GAME』制作のときからという。
Perfumeの大きな特徴の2つ目として挙げられるのは、アクターズスクール広島時代から3人のダンス指導にあたった演出振付家 MIKIKOの振り付けによる独創的で高度かつ、緻密なダンスパフォーマンスである。
Perfumeのデビュー以来のほぼすべての楽曲の振り付けを担当している。
Perfumeのダンスは、パッと見てキャッチーで簡単そうに見えて、実は難しい。
なお、「Perfumeの掟」はMIKIKOによる提案企画である。
MIKIKOは現在もアクターズスクール広島の常勤講師であり、メンバーからは「水野先生」と呼ばれている。
MIKIKO自身は、「Perfumeの曲から受け取るイメージは、現在ではなく近未来、有機的というよりも無機質なもの そんなこともあって、なるべく人間離れした質感を出せるように、所々のポージングや目線をマネキン・人形風にしていますね 3人のキャラクターからは、頭がいいけど純粋な“コケティッシュ”なオンナノコといった印象を受けます そのニュアンスを出すために、振り付けの難しさ(ややこしさ)で頭のよさを、少し間の抜けたカワイイ仕草でコケティッシュな女の子を感じてもらえるようにしています 彼女達のダンスは不思議で独特だと言われますが、それは音のとり方をあえて変則的にして、一瞬見ただけでは分析しにくいようにしているからかもしれません」、「Perfumeって替えが効かないシステムなんですよ あの三人はダンスをはじめとした様々なものを媒介にして、普通ではありえない何かを呼び出している感覚があって いわば、Perfumeは巫女なんです なので、私にとってPerfumeは、すごくホーリーなものだったんですよね 私が出会った当時は、まだアイドルブームが来る前で、歌って踊ることに『(笑)』が付いていた時期だったと思うんです でも、Perfumeの登場によって『(笑)』は取られたんだっていう実感が私のなかにありました」などと述べている。
太田省一は「アイドルのプロデューサーは、アイドルファンの気持ちをなくしてはならないが、一方でアイドルへの醒めた感覚、ひいては理想のアイドルを創造して世に問うてみたいという野心も必要だ 中田ヤスタカプロデュースによるPerfumeには、そうした面がより濃く感じられる。
一躍ブレークした2007年の『ポリリズム』を始めとしてPerfumeの楽曲には、MVによるビジュアル面なども含めて極めて精巧に構築された作品の趣がある。
複雑なリズムを盛り込んだテクノポップに乗って流れるエフェクト処理の施された3人のボーカル またスタイリッシュな映像とフィットした一糸乱れぬ3人のダンス それはひとつの『世界』と言うにふさわしい そこには、プロデューサーである中田ヤスタカの意思が隅々まで浸透し、細心の注意のもと歌やダンスなどのパーツが配置されているのが感じられる。
『アイドルとはひとつの世界観を表現するためのメディアである』という中田ヤスタカの声がどこからか聞こえてくるようだ。
但しPerfumeは単なる操り人形ではない。
アクターズスクール広島時代から鍛えられた3人のダンスの上手さは折り紙付きだし、生の歌唱力にも定評がある。
つまり、確かな技術と表現力がある。
また番組のMCもそつなくこなし、キャラクターやトークの面白さもある。
その意味では、彼女たちのアイドル力は水準を超えている。
だがだからこそ、中田ヤスタカの提示しようとする世界観の表現手段になりきる彼女たちの潔さが際立つ。
その一周回った感じが平成的だ」などと評価している。
あ〜ちゃんは周りが年上ばかりの中で唯一の同学年だったかしゆかに運命の出会いを感じ、初対面にも関わらず固い握手を交わしている。
かしゆかは、恥ずかしかったり、人見知りしたりする年頃なのに突然、「よろしく!!」って握手を求めてきたあ〜ちゃんに戸惑った。
2000年春、テレビ新広島が運営するアクターズスクール広島(ASH)に入学した第1期生のかしゆか・あ〜ちゃん・河島佑香が、自発的にスクール内ユニット「ぱふゅ〜む」を結成した。
Perfumeと同じくスクール開校と同時にダンス講師となったMIKIKOとは長い付き合いで、Perfumeの以降、ほぼ全ての楽曲の振付けがMIKIKOによるもの。
絆も強く、"4人目のPerfume"などと呼ばれる。
2002年3月、アクターズスクール広島「もみじレーベル」よりシングル「OMAJINAI★ペロリ」でインディーズデビュー。
広島限定のご当地アイドル(ローカルアイドル)として活動。
第一次ロコドルブームが興ったのは2003年で、ぱふゅ〜む(Perfume)は2003年に上京したが、当時のPerfumeは新潟のねぎっこ(Negicco)、山形のSHIP、長野のネイチャJr.、岡山と香川のTV局が作ったBachicco!、同じ広島のサンフラワーなどと共にロコドルの括りに入れられていた。
ロコドルは当時はまだ全国に多くはいなかった。
ぱふゅ〜む(Perfume)はローカルアイドルとしてもハシリに位置するグループで、結成から2020年で20周年を迎え、ローカルアイドル出身の女性アイドルグループとしても、同一メンバーによる女性アイドルグループとしても長い活動歴で知られる。
アジアの音楽圏の中でも、同一メンバーで長くメジャーの第一線で活躍する女性アイドルグループはほとんどいないとされ、メジャーの第一線で活躍する女性アイドルグループという点にまで絞れば、活動20年は日本の音楽史上では初めてのケースで、未知の領域に入っている。
2002年7月14日、横浜クィーンズスクウェアで開催されたファッションショー「NARUMI JUNIOR CITYパラダイスコレクション」出演。
2002年7月23日「ぱふゅーむ日記」(アクターズスクール広島ホームページ)開始(~2003年3月31日)。
2002年夏、BSフジの音楽番組「club TK」出演(放映は2002年12月23日)。
アクターズスクー広島の発表会を観に来た大里洋吉アミューズ会長から、「東京来るの?来ないの?」と言われ、2003年春、中学3年生になると同時に上京し、アクターズスクール広島と業務提携している現事務所に所属 傘下の新人女性タレント育成プロジェクトBEE-HIVEの一員となり、全国から集められた先輩アイドルグループらと全員女子寮での共同生活を送る。
広島弁を直すよう強要され、グループ名表記を事務所の意向で「ぱふゅ〜む」から「Perfume」へ改められる。
2003年4月1日~2004年3月10日まで「ぱふゅーむ日記」を継続する形で、広島のファン向けに「ぱふゅ~むの東京通信」を配信し、東京での活動を報告。
同年4月号より、実業之日本社より発行されていたローティーン向けファッション雑誌『プチバースデイ』のモデルを休刊となる同年9月号まで務める。
10月、『Perfumeのパンパカパーティー』(CBCラジオ)が開始(~2008年9月)。
10月 - 11月、Perfume 初の全国ワンマンツアー『感謝!感激!ポリ荒らし! 〜あらためまして、Perfumeです〜』(名古屋・大阪・広島)『Perfume 〜SEVENTH HEAVEN イイ気分♪〜』(東京)を開催 広島公演はアクターズスクール広島で、メンバーが散々汗と涙を流したスタジオにステージを組んで行われ、『スクールの発表会のリハーサルみたいじゃん?』とちょっとガッカリした。
「ポリリズム」のヒットでCMやテレビ出演のオファーが増え、テクノポップブームの火付け役となり、多くのフォロワーを生んだ。
10月12日、ヴィレッジヴァンガード下北沢店で初の女性限定イベントを行った。
中田はヴォーカルのレコーディングの際に、自宅兼スタジオで歌詞が書かれた紙をレコーディング直前に渡し、その場で覚えさせ、3人を電話ボックス大のブースの椅子に座らせて行う。
また、レコーディングにあたり中田から歌詞の意味を説明されることはなく、3人に対してなされる指示は「しゃべるように歌って」「そっけなく歌って」というようなものだけであった。
中田から楽曲提供を受けることとなった当初、3人はテクノポップという音楽ジャンルが存在することを知らなかった上に、以前通っていたアクターズスクール広島のレッスンでは"楽曲に対してできる限り自分の感情をこめてDivaのように歌う"ように指導されていたことから、中田のこのような指示が理解できず、毎回のように泣きながらレコーディングを行っていた。
このため、インディーズデビュー後間もない頃には、歌い上げるみたいな感じで歌い、反抗している感じ、声がマッチしていない、理解できなくてただ歌わされているという感じであったといい、特に『スウィートドーナッツ』にはこのような印象が実際に表れている。
当初は3人が中田の指示を理解できず、楽曲が好きになれない状態が続いたものの、メンバーがクラブイベントに参加した際に、フロアーがPerfumeの曲で楽しそうに踊っているところを目の当たりにするなどの経験から、自分達がかっこいい曲を作っているという自信につながり、テクノが好きになり、曲作りにだんだんと主体的に取り組むようになった。
メンバーが中田に意見を言えるようになったのは2008年のアルバム『GAME』制作のときからという。
Perfumeの大きな特徴の2つ目として挙げられるのは、アクターズスクール広島時代から3人のダンス指導にあたった演出振付家 MIKIKOの振り付けによる独創的で高度かつ、緻密なダンスパフォーマンスである。
Perfumeのデビュー以来のほぼすべての楽曲の振り付けを担当している。
Perfumeのダンスは、パッと見てキャッチーで簡単そうに見えて、実は難しい。
なお、「Perfumeの掟」はMIKIKOによる提案企画である。
MIKIKOは現在もアクターズスクール広島の常勤講師であり、メンバーからは「水野先生」と呼ばれている。
MIKIKO自身は、「Perfumeの曲から受け取るイメージは、現在ではなく近未来、有機的というよりも無機質なもの そんなこともあって、なるべく人間離れした質感を出せるように、所々のポージングや目線をマネキン・人形風にしていますね 3人のキャラクターからは、頭がいいけど純粋な“コケティッシュ”なオンナノコといった印象を受けます そのニュアンスを出すために、振り付けの難しさ(ややこしさ)で頭のよさを、少し間の抜けたカワイイ仕草でコケティッシュな女の子を感じてもらえるようにしています 彼女達のダンスは不思議で独特だと言われますが、それは音のとり方をあえて変則的にして、一瞬見ただけでは分析しにくいようにしているからかもしれません」、「Perfumeって替えが効かないシステムなんですよ あの三人はダンスをはじめとした様々なものを媒介にして、普通ではありえない何かを呼び出している感覚があって いわば、Perfumeは巫女なんです なので、私にとってPerfumeは、すごくホーリーなものだったんですよね 私が出会った当時は、まだアイドルブームが来る前で、歌って踊ることに『(笑)』が付いていた時期だったと思うんです でも、Perfumeの登場によって『(笑)』は取られたんだっていう実感が私のなかにありました」などと述べている。
太田省一は「アイドルのプロデューサーは、アイドルファンの気持ちをなくしてはならないが、一方でアイドルへの醒めた感覚、ひいては理想のアイドルを創造して世に問うてみたいという野心も必要だ 中田ヤスタカプロデュースによるPerfumeには、そうした面がより濃く感じられる。
一躍ブレークした2007年の『ポリリズム』を始めとしてPerfumeの楽曲には、MVによるビジュアル面なども含めて極めて精巧に構築された作品の趣がある。
複雑なリズムを盛り込んだテクノポップに乗って流れるエフェクト処理の施された3人のボーカル またスタイリッシュな映像とフィットした一糸乱れぬ3人のダンス それはひとつの『世界』と言うにふさわしい そこには、プロデューサーである中田ヤスタカの意思が隅々まで浸透し、細心の注意のもと歌やダンスなどのパーツが配置されているのが感じられる。
『アイドルとはひとつの世界観を表現するためのメディアである』という中田ヤスタカの声がどこからか聞こえてくるようだ。
但しPerfumeは単なる操り人形ではない。
アクターズスクール広島時代から鍛えられた3人のダンスの上手さは折り紙付きだし、生の歌唱力にも定評がある。
つまり、確かな技術と表現力がある。
また番組のMCもそつなくこなし、キャラクターやトークの面白さもある。
その意味では、彼女たちのアイドル力は水準を超えている。
だがだからこそ、中田ヤスタカの提示しようとする世界観の表現手段になりきる彼女たちの潔さが際立つ。
その一周回った感じが平成的だ」などと評価している。
2020/12/23(水)



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