SADS
と THE ROSE GOD GAVE ME
サッズ SADS |
SADS(サッズ)は、黒夢のボーカリストとして活動してきた清春が、自身のレーベル「FULLFACE」を立ち上げ、1999年に結成した日本のロックバンド。2003年に活動休止、2010年に再始動、2018年をもって再度、活動休止することを発表した。 |
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2001年3月31日付けを以って、「方向性の違い」という理由で牟田昌広の脱退が発表される。
後任にはかつて黒夢のサポートメンバーであった。
満園英二を迎える。
こうして、バビロンツアーの「FOR YOU」や「Darkness is my spiral mind」で見せたダークさに、満園の加入でヘヴィさが加わった。
バンドとして新たな船出を迎えたSADSは、同時に東芝EMIからBMG JAPANへレコード会社を移籍した。
レコーディングを終え、米国の有名エンジニアを頼ってミックスダウン作業のためロサンゼルスへ旅立った。
ところが、このロサンゼルス遠征は失敗に終わる。
清春によると前出のエンジニアのミックスは「日本のロックを舐めてる」との事で、結局日本に戻って旧知のエンジニアに依頼することになる。
(この時のミックスは『THE ROSE GOD GAVE ME (LA MIX VERSION)』で聴く事が出来る)。
結果的に、このロサンゼルスの一件で数千万円の損失を発生させることとなった。
そうしたトラブルを乗り越え、シングル「PORNO STAR」(オリコン初登場5位)、「APPETIZING 4 SONGS EP」 (オリコン初登場9位)、そして3rdアルバム『THE ROSE GOD GAVE ME』 (オリコン初登場5位) をリリースし、ツアー「THE STAR STRIP」 (シークレットライブ2本含め、全国31会場32公演) に突入する。
同ツアーの栃木公演では、清春と昵懇の間柄であるT.M.Revolutionの西川貴教が登場するサプライズがあった。
また最終公演「"THE STAR STRIP" FINAL」では日本武道館での公演を果たす。
THE MODS、矢沢永吉のトリビュートアルバムにも参加するなどバンドとして充実した一年であった。
なお、『THE ROSE GOD GAVE ME』に収録されている「See A Pink Thin Cellopfane」のプロモーションビデオは当時お蔵入りになっていたが、『リクープ』発売の際に「未発表PV」として収められている。
『THE ROSE GOD GAVE ME』リリース前後など一時的にはバンドが楽しく感じた時期はあったものの、バンドサウンドやメンバーの技術的な部分に恒常的なフラストレーションを抱えていた。
その様子は、ツアードキュメントビデオ『Document of “Welcome to my BABYLON”tour The INTRODUCTION 2000.8.5-2001.1.1』や『131DAYS』において、公演中に清春が荒れるシーンやインタビューで確認出来る。
また、2ndアルバム『BABYLON』は清春自身がSADS史上、唯一納得できる作品としてあげている。
これはファーストアルバムとは対照的に、コンセプチュアルな内容に清春が徹底して突き詰めた結果だと思われる。
1stアルバム『SAD BLOOD ROCK'N'ROLL』ではザ・ストリート・スライダーズやバックヤード・ベイビーズを意識したシンプルな3ピースロックンロール系サウンド、2ndアルバム『BABYLON』ではシャッフルやジャズなどの要素も取り入れ、ディレイ等音響効果も積極的に使用し清春が元々持っている妖艶で怠惰的なイメージを強く全面に打ち出した物になり、3rdアルバム『THE ROSE GOD GAVE ME』ではグルーヴ感を重視しドラムとベースは一緒に録音し、ギターやベースのチューニングを落とし、意図的に音を割れさせ、より一層ハードでヘヴィなサウンドになっている。
後任にはかつて黒夢のサポートメンバーであった。
満園英二を迎える。
こうして、バビロンツアーの「FOR YOU」や「Darkness is my spiral mind」で見せたダークさに、満園の加入でヘヴィさが加わった。
バンドとして新たな船出を迎えたSADSは、同時に東芝EMIからBMG JAPANへレコード会社を移籍した。
レコーディングを終え、米国の有名エンジニアを頼ってミックスダウン作業のためロサンゼルスへ旅立った。
ところが、このロサンゼルス遠征は失敗に終わる。
清春によると前出のエンジニアのミックスは「日本のロックを舐めてる」との事で、結局日本に戻って旧知のエンジニアに依頼することになる。
(この時のミックスは『THE ROSE GOD GAVE ME (LA MIX VERSION)』で聴く事が出来る)。
結果的に、このロサンゼルスの一件で数千万円の損失を発生させることとなった。
そうしたトラブルを乗り越え、シングル「PORNO STAR」(オリコン初登場5位)、「APPETIZING 4 SONGS EP」 (オリコン初登場9位)、そして3rdアルバム『THE ROSE GOD GAVE ME』 (オリコン初登場5位) をリリースし、ツアー「THE STAR STRIP」 (シークレットライブ2本含め、全国31会場32公演) に突入する。
同ツアーの栃木公演では、清春と昵懇の間柄であるT.M.Revolutionの西川貴教が登場するサプライズがあった。
また最終公演「"THE STAR STRIP" FINAL」では日本武道館での公演を果たす。
THE MODS、矢沢永吉のトリビュートアルバムにも参加するなどバンドとして充実した一年であった。
なお、『THE ROSE GOD GAVE ME』に収録されている「See A Pink Thin Cellopfane」のプロモーションビデオは当時お蔵入りになっていたが、『リクープ』発売の際に「未発表PV」として収められている。
『THE ROSE GOD GAVE ME』リリース前後など一時的にはバンドが楽しく感じた時期はあったものの、バンドサウンドやメンバーの技術的な部分に恒常的なフラストレーションを抱えていた。
その様子は、ツアードキュメントビデオ『Document of “Welcome to my BABYLON”tour The INTRODUCTION 2000.8.5-2001.1.1』や『131DAYS』において、公演中に清春が荒れるシーンやインタビューで確認出来る。
また、2ndアルバム『BABYLON』は清春自身がSADS史上、唯一納得できる作品としてあげている。
これはファーストアルバムとは対照的に、コンセプチュアルな内容に清春が徹底して突き詰めた結果だと思われる。
1stアルバム『SAD BLOOD ROCK'N'ROLL』ではザ・ストリート・スライダーズやバックヤード・ベイビーズを意識したシンプルな3ピースロックンロール系サウンド、2ndアルバム『BABYLON』ではシャッフルやジャズなどの要素も取り入れ、ディレイ等音響効果も積極的に使用し清春が元々持っている妖艶で怠惰的なイメージを強く全面に打ち出した物になり、3rdアルバム『THE ROSE GOD GAVE ME』ではグルーヴ感を重視しドラムとベースは一緒に録音し、ギターやベースのチューニングを落とし、意図的に音を割れさせ、より一層ハードでヘヴィなサウンドになっている。
2016/5/17(火)



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