SADS
と アンコール
サッズ SADS |
SADS(サッズ)は、黒夢のボーカリストとして活動してきた清春が、自身のレーベル「FULLFACE」を立ち上げ、1999年に結成した日本のロックバンド。2003年に活動休止、2010年に再始動、2018年をもって再度、活動休止することを発表した。 |
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2000年後半から「BATTLE ROCKERS PART 2 ~WELCOME TO MY BABYLON~」 (全国46会場50公演、以下バビロンツアー) が行われた。
同ツアーはこれまでと違いホール公演であり、そのステージではお経のSEを流し、清春がお香を焚くパフォーマンスなどこれまでとは打って変わってダークな色合いが濃くなってくる。
ステージ上で孵化する卵や、特に最終公演の大阪城ホールで清春が十字架に張り付けられながら歌い、曲中の電気処刑やSMショーなどのパフォーマンスを行った。
清春の強いこだわりや予算の組み間違いにより、バビロンツアーの舞台セットに2億円の費用がかかってしまった。
そのため、チケットやグッズの売上が好調だったにも関わらず5000万円の負債が出来てしまい、この負債はSADSの所属事務所の社長であった清春自身が背負うことになった。
以降、ライブでの収益は全て負債の返済に充て、清春自身はノーギャラという状況が続くことになる(のちに完済)。
さらに、大阪公演ではノリの悪いオーディエンスに愛想を尽かしてアンコール半ばで公演を終了する、牟田の度重なる演奏ミスに苛立った清春が、ステージ上で牟田を非難するなど、バンドの雰囲気はどん底であった。
舛岡の加入はバンド内に吹き込んだ新しい風であったが、多くのライブをこなす内に段々と慣れ、惰性的なライブが再び訪れる。
そんなバンドの雰囲気や一向に改善が見られない演奏、何となく観ているオーディエンス、スタッフに対する清春の積もりに積もった不満が爆発する。
9月29日の新宿LIQUIDROOM (当時) 公演中盤、ステージ上にあった照明器具が倒れ、清春にぶつかる。
この点を境に、マイクを放り投げたりドリンク台を蹴飛ばすなど、ステージ上での苛立ちがあからさまになる。
さらに本編途中でセットリストを変更し、本編最後では自らドラムセットに倒れこみ、器材を破壊しアンコールを行えない状態となった。
当時の心理状態を「緊張の糸が一瞬切れた」と語っている。
この後も清春はヴォーカルとして、リーダーとしてSADS内での自身の孤独感を深めてゆく。
同時にステージ衣装が、それまでのシャツやジーンズといったラフなものから、スーツやネクタイといったフォーマルなスタイルに変化している。
ツアーでは清春が予告していたようにライブで披露された曲の半数以上は下記の未発表曲であり、特に本編では序盤から中盤までの3分の2以上は新曲で占められていた。
新曲では清春がエレキギターを弾きながら歌う曲が多く含まれていた。
また、同ツアーのアンコールでは、黒夢時代の代表曲であった「少年」、「Like @ Angel」、「MARIA」が披露される。
これは、黒夢を支えてくれたマネージャーが急逝したのを受けて、弔いとして故人が好きだった曲を演奏したためである。
特に「Like @ Angel」の間奏では、清春が「聞こえてる? 歌ってるよ」と語る場面が確認され、彼に宛てたものということを裏付けている。
9月30日 赤坂BLITZ vs lynch.sadsの出演時には「Because」を葉月と歌唱、lynch.のアンコール出演時は清春がゲストボーカルで「ADORE」を歌唱。
同ツアーはこれまでと違いホール公演であり、そのステージではお経のSEを流し、清春がお香を焚くパフォーマンスなどこれまでとは打って変わってダークな色合いが濃くなってくる。
ステージ上で孵化する卵や、特に最終公演の大阪城ホールで清春が十字架に張り付けられながら歌い、曲中の電気処刑やSMショーなどのパフォーマンスを行った。
清春の強いこだわりや予算の組み間違いにより、バビロンツアーの舞台セットに2億円の費用がかかってしまった。
そのため、チケットやグッズの売上が好調だったにも関わらず5000万円の負債が出来てしまい、この負債はSADSの所属事務所の社長であった清春自身が背負うことになった。
以降、ライブでの収益は全て負債の返済に充て、清春自身はノーギャラという状況が続くことになる(のちに完済)。
さらに、大阪公演ではノリの悪いオーディエンスに愛想を尽かしてアンコール半ばで公演を終了する、牟田の度重なる演奏ミスに苛立った清春が、ステージ上で牟田を非難するなど、バンドの雰囲気はどん底であった。
舛岡の加入はバンド内に吹き込んだ新しい風であったが、多くのライブをこなす内に段々と慣れ、惰性的なライブが再び訪れる。
そんなバンドの雰囲気や一向に改善が見られない演奏、何となく観ているオーディエンス、スタッフに対する清春の積もりに積もった不満が爆発する。
9月29日の新宿LIQUIDROOM (当時) 公演中盤、ステージ上にあった照明器具が倒れ、清春にぶつかる。
この点を境に、マイクを放り投げたりドリンク台を蹴飛ばすなど、ステージ上での苛立ちがあからさまになる。
さらに本編途中でセットリストを変更し、本編最後では自らドラムセットに倒れこみ、器材を破壊しアンコールを行えない状態となった。
当時の心理状態を「緊張の糸が一瞬切れた」と語っている。
この後も清春はヴォーカルとして、リーダーとしてSADS内での自身の孤独感を深めてゆく。
同時にステージ衣装が、それまでのシャツやジーンズといったラフなものから、スーツやネクタイといったフォーマルなスタイルに変化している。
ツアーでは清春が予告していたようにライブで披露された曲の半数以上は下記の未発表曲であり、特に本編では序盤から中盤までの3分の2以上は新曲で占められていた。
新曲では清春がエレキギターを弾きながら歌う曲が多く含まれていた。
また、同ツアーのアンコールでは、黒夢時代の代表曲であった「少年」、「Like @ Angel」、「MARIA」が披露される。
これは、黒夢を支えてくれたマネージャーが急逝したのを受けて、弔いとして故人が好きだった曲を演奏したためである。
特に「Like @ Angel」の間奏では、清春が「聞こえてる? 歌ってるよ」と語る場面が確認され、彼に宛てたものということを裏付けている。
9月30日 赤坂BLITZ vs lynch.sadsの出演時には「Because」を葉月と歌唱、lynch.のアンコール出演時は清春がゲストボーカルで「ADORE」を歌唱。
2019/2/16(土)



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