蛭子能収
と 渡辺和博
えびす よしかず 蛭子能収 |
蛭子 能収(えびす よしかず、1947年10月21日 - )は、日本の漫画家、タレント、エッセイスト。ファザーズコーポレーション所属。 |
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それ以降も渡辺和博との交代を挟みつつ隔月で同誌に作品を発表。
後継誌『HEAVEN』(アリス出版/群雄社出版)でも引き続き連載を持つ また支払われた原稿料も1頁4000円と高額であり、当初は半信半疑だった蛭子も銀行に振り込まれた16頁分の原稿料6万4000円を手にして「プロの漫画家として人生をやり直すことができるかもしれない」と希望を抱き始める。
1980年1月には『Jam』特別ゲリラ号(終刊号)に代表作となる「地獄に堕ちた教師ども」を発表する。
当の蛭子は雑誌の内容を全く理解できず「自分の漫画が認められたことは大いにうれしかったが、その本は中味も何が何やら、さっぱり訳が分からないので、どうせ自分はこんなところでしか扱われないのさ、という自分に対して嘲笑のうずを巻いた。
しかも、その本は自動販売機でしか売られていない、と言った。
しかし、だからこそ自由な本造りができるんだ、とも言った。
自動販売機の本なんか私は見たこともなかった。
あんな自動販売機で本を買っている人の姿なんて見たことがない しかし『Jam』という本には(当時『ガロ』編集長だった)渡辺和博さんの漫画が載っていた。
これだけが唯一、私には救いだった」と当時置かれた心境を回想している。
官能劇画誌『漫画ピラニア』編集長の菅野邦明も、常識や倫理性を無視した過激極まりない不条理な漫画の内容から「蛭子能収という人はキチガイなのだろうか?」と怖がっていたという インタビューの中で菅野は「蛭子さんに仕事を依頼したい一方で、最初は本人に会いたくなかったですね やっぱりこの人キチガイじゃないかと思ってて ちょうどその頃、あるパーティーに蛭子さんが渡辺和博さんと一緒に来てたんです そこで紹介された蛭子さんは、作品からは想像もつかない、礼儀正しく大人しい人でびっくりしました」と、その落差に衝撃を受けたことを回想している。
漫画家での収入はタレント業に比べて非常に少なく、倉田真由美は「蛭子さんなんて漫画は全収入の1割以下じゃないだろうか」と述べている。
影響を受けた漫画家につげ義春、花輪和一、渡辺和博、平口広美、湯村輝彦、山森ススム、辰巳ヨシヒロを挙げている。
『ガロ』の後輩漫画家である平口広美とは古くから交流を持っており、かつて所沢航空記念公園で蛭子チームと平口チームに分かれて根本敬、近藤ようこ、友沢ミミヨ、杉作J太郎、原律子、イワモトケンチらと共に漫画家野球対決も行っていた。
また特殊漫画家の根本敬とは2008年に「蛭子劇画プロダクション」という漫画共作ユニットを結成し、それぞれの画風・作風を真似て競作するなど関係は深い(ただし蛭子は根本の漫画を「読んでくれてない」そうだが) ちなみに平口広美が監督したアダルトビデオ『オジさんは泣いてます』(ビップ 1992年9月)には根本敬と共に友情出演したこともある。
“Spectators Evergreen Library vol.19 BEHIND THE ISSUE スペクテイター「パンクマガジン『Jam』の神話」特集号/ヘタウマ・イラストレーションにまつわる対談「“ヘタウマ”の元祖・蛭子能収と渡辺和博を紹介する」”. 青野利光+手塚能理子. SHIPS MAG. 2018年1月25日閲覧。
“幻の自販機本『HEAVEN』にUGルーツを追え!”. Cannabis C4. BLUEBOX (2001年11月18日). 2017年6月17日閲覧。
後継誌『HEAVEN』(アリス出版/群雄社出版)でも引き続き連載を持つ また支払われた原稿料も1頁4000円と高額であり、当初は半信半疑だった蛭子も銀行に振り込まれた16頁分の原稿料6万4000円を手にして「プロの漫画家として人生をやり直すことができるかもしれない」と希望を抱き始める。
1980年1月には『Jam』特別ゲリラ号(終刊号)に代表作となる「地獄に堕ちた教師ども」を発表する。
当の蛭子は雑誌の内容を全く理解できず「自分の漫画が認められたことは大いにうれしかったが、その本は中味も何が何やら、さっぱり訳が分からないので、どうせ自分はこんなところでしか扱われないのさ、という自分に対して嘲笑のうずを巻いた。
しかも、その本は自動販売機でしか売られていない、と言った。
しかし、だからこそ自由な本造りができるんだ、とも言った。
自動販売機の本なんか私は見たこともなかった。
あんな自動販売機で本を買っている人の姿なんて見たことがない しかし『Jam』という本には(当時『ガロ』編集長だった)渡辺和博さんの漫画が載っていた。
これだけが唯一、私には救いだった」と当時置かれた心境を回想している。
官能劇画誌『漫画ピラニア』編集長の菅野邦明も、常識や倫理性を無視した過激極まりない不条理な漫画の内容から「蛭子能収という人はキチガイなのだろうか?」と怖がっていたという インタビューの中で菅野は「蛭子さんに仕事を依頼したい一方で、最初は本人に会いたくなかったですね やっぱりこの人キチガイじゃないかと思ってて ちょうどその頃、あるパーティーに蛭子さんが渡辺和博さんと一緒に来てたんです そこで紹介された蛭子さんは、作品からは想像もつかない、礼儀正しく大人しい人でびっくりしました」と、その落差に衝撃を受けたことを回想している。
漫画家での収入はタレント業に比べて非常に少なく、倉田真由美は「蛭子さんなんて漫画は全収入の1割以下じゃないだろうか」と述べている。
影響を受けた漫画家につげ義春、花輪和一、渡辺和博、平口広美、湯村輝彦、山森ススム、辰巳ヨシヒロを挙げている。
『ガロ』の後輩漫画家である平口広美とは古くから交流を持っており、かつて所沢航空記念公園で蛭子チームと平口チームに分かれて根本敬、近藤ようこ、友沢ミミヨ、杉作J太郎、原律子、イワモトケンチらと共に漫画家野球対決も行っていた。
また特殊漫画家の根本敬とは2008年に「蛭子劇画プロダクション」という漫画共作ユニットを結成し、それぞれの画風・作風を真似て競作するなど関係は深い(ただし蛭子は根本の漫画を「読んでくれてない」そうだが) ちなみに平口広美が監督したアダルトビデオ『オジさんは泣いてます』(ビップ 1992年9月)には根本敬と共に友情出演したこともある。
“Spectators Evergreen Library vol.19 BEHIND THE ISSUE スペクテイター「パンクマガジン『Jam』の神話」特集号/ヘタウマ・イラストレーションにまつわる対談「“ヘタウマ”の元祖・蛭子能収と渡辺和博を紹介する」”. 青野利光+手塚能理子. SHIPS MAG. 2018年1月25日閲覧。
“幻の自販機本『HEAVEN』にUGルーツを追え!”. Cannabis C4. BLUEBOX (2001年11月18日). 2017年6月17日閲覧。
2019/5/8(水)



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