伊吹吾郎と必殺仕事人

いぶきごろう伊吹吾郎
伊吹吾郎（いぶきごろう、1946年〈昭和21年〉1月2日 - ）は、日本の俳優・タレント・司会者。本名：伊吹勝敏。北海道爾志郡熊石村（現・二海郡八雲町）出身。身長175cm、血液型O型。北海道釧路工業高等学校卒業、国士舘大学工学部中退。オフィス935所属。長男は伊吹康太郎。

1969年、さいとうたかをの劇画を原作とするテレビ時代劇『無用ノ介』（日本テレビ）のオーディションを受け、主役に抜擢、さいとうは伊吹について「風貌があまりに劇画的」だったと語っている。
映画では1969年から1980年まで東映作品に数多く出演しており、この時期の主な出演作として『仁義なき戦いシリーズ』（東映）などがある。
『必殺仕事人』（ABC）、『花と狼』（フジテレビ）などのテレビドラマに出演したほか、「土曜ワイド劇場」（テレビ朝日）の人気シリーズだった天知茂主演の「江戸川乱歩の美女シリーズ」では怪盗ルパン二世こと黄金仮面を演じ、『妖精の美女/江戸川乱歩の黄金仮面』（シリーズ第6作、1978年）と『江戸川乱歩の黄金仮面II/桜の国の美女』（シリーズ第11作、1980年）の2作品に出演した。
このシリーズに同じ犯人の役で連続出演しただけではなく、（シリーズ第3作「死刑台の美女」（1978年）/宗方隆一郎（医学博士・私立探偵）/山本始（大男））も含め、3度犯人役として出演したのも伊吹だけである。
必殺仕事人で共演した、三田村邦彦は伊吹について、決して人の悪口を言わない、また先輩風を吹かせることも決してなかったと話していた。

2018/4/24(火)