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名前 |
椎名麟三生家 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.0 |
椎名麟三文学碑私の家は、女人堂という寺へ行く石段のたもとに建てられていた。私は、学校から帰って来るとそこでひとりで遊んでいるより仕方がなかったのであるが、その石段への寺へ用事のある村人やときたまやって来る参詣人たらが上ったり降りたりした(略その石段は、四十三段あった。私は、この事実を誰かに教えたくてたまらなかったのだが、誰にも話すことができなかったのだ。「菱の花」一九六0年六月)より書与中学校区地域夢プラン実行委員会椎名麟三を語る会設立 二00九年三月椎名麟三(しいなりんぞう、本名:大坪昇)は姫路市生まれ。姫路中(現姫路西高)中退後、山陽電鉄に入社。戦後文学の代表作「深夜の酒宴」で作家デビュー。自伝小説「自由の彼方で」や「美しい人」、「永遠なる序章」は戦後文学の傑作といわれている。晩年、故郷の姫路でミュージカル「姫山物語」を執筆・演出した。2024年1月に再訪問しましたが建物は解体撤去され、文学碑は数メートル東へ移動されていました。