美しい紅葉と石柱の共演。
名前に含まれる石柱とは、柱状節理のことです。その名を冠するだけあり、岩が多く、ジオパーク好きの人間としては見ごたえがありました。ベストシーズンは紅葉の季節だそう。内部には小さな滝が沢山ありました。駐車場は無料ですが、止められる台数はさほど多くありません。ところで、この地には万作と通の悲恋の物語が残っています。それによると、ある百姓の娘に通という大変美しい女がいました。通が土ごと雑草をむしって投げていたところ、そこを通りがかった万作にぶつけて、服を土で汚してしまいます。万作は憤怒しましたが、あまりに美しい通を前に怒りも冷めます。万作から通に何度か話かけるようになっていました。その内、互いに慕い合ってしまいます。しかし、百姓と武士では身分が離れすぎていました。通は失意の後、この地で命を絶ち、その知らせを聞いた万作も、この地で後を追ったのです。まぁ、そんなロマンチックな伝説の残る場所ですが、内部はカップル向けではないですね。思っていたよりも、道が険しかったです。かつて仙境とされていただけあり、神聖な雰囲気が感じられる気がしました。
名前 |
国指定 名勝・天然記念物 石柱渓 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
3.3 |
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紅葉が素晴らしかった。雨の日は足場がぬかるんでいてあまりお勧めできませんが、紅葉は入り口からでも堪能できます。