千石岩と不動明王、心の浄化を。
山上不動堂(山上浪切不動尊)の特徴
山上不動堂は修験道の聖地で、礼拝の場として一際荘厳な存在感を放ちます。
早尾神社と千石岩を結ぶ神聖な参道が魅力的で、訪れる人々に深い感動を与えます。
滝行の修行場としても知られ、不動明王が祀られた特別な場所です。
皇子山公園を抜けて長等山を目指す起点のお寺。早尾神社の途中から降ったところにあります。
滋賀県の大津市にある、三井寺の開祖の円珍和尚が858年、唐より帰国後千石岩、亀石がある場を練行の聖地とされ日吉の早尾明神を勧請し三井寺の守り神にされたそうです。ちなみに比叡山延暦寺の本山の守り神は日吉大社です。三井寺は、比叡山延暦寺と法脈が違い、幾度となく焼き討ちにあい、とりわけ1243(仁治3)年3月21日の被害は甚大で、大津西浦(三井寺門前町)では千余戸は消失したといわれている。その供養に、大岩に磨崖仏を刻し、同年8月28日、開眼供養されたといわれ、これが現在の本尊である。不動尊を管理されてるのは、山上組という山上町に住んでいる方です。山上不動尊の入り口には、皇子山公園の山側に不動橋という、古い石橋がのこされてます。昔はこの橋を渡って山上不動尊に参拝されたと思われます。千石岩15メートルぐらいの高さのある1枚岩🪨でロッククライミングの練習をやってました。そのちょっと下に亀の形をしている亀石があります。千石岩や亀石は早尾神社⛩の本殿右側から入る道があり、約30分でつきます。途中急な道になってますが、ロープ🪢がはってあります。その先を少し進むと、皇子山カントリーの事務所に出ることができます。そこからみる大津市の景色も最高です。また、日の出を見る絶好の場所です。アクセスは、JR湖西路大津京駅🚉から徒歩20分、京阪石坂線京阪大津京駅から徒歩20分です。皇子山公園の山手に上がり道にでたら、中央ぐらいに、早尾神社⛩に登る階段があり、早尾神社の案内板を左下に降りたら直ぐです。
千石岩, 早尾神社と三点セットで味わい深く味わうべきもの。唐から帰朝した智証大師コト円珍が千石岩をロッククライミングの行場と定められて以来の聖地だとのことであります。🤔
早尾神社の参道脇の階段を降りると山間の傾斜にひっそり佇む不動尊で、滝行の修行場に不動明王が祀られています。私的にはすごく落ちつける独特の雰囲気でちょっとした異空間です。早尾神社の滝行の修行場として開かれた不動尊で毎月28日に護摩供養が行なわれているようです。
谷間の建物に趣がある。滝が落ち、修行場の雰囲気がある。建物の南側から長等山に登れる。
比叡山・義真の弟子・円珍により、早尾神社が園城寺の守護として開かれ、山上不動尊は同時に行場として開かれたという。早尾社に至る石段を登りきる手前の左手の道を降る。早尾社が清潔な緊張感を保つのとは、好対象に、こちらは人の思いが籠ってエネルギーの渦と化しているような、少し足がすくむような感じがした。階段を降りると、ささやかな懸造りの本堂があり、お不動さまが祀られている。ちょうど清水寺の音羽の滝のように石樋が三本、本堂下から出ており、水が落ちるようになっている。(実際には真ん中の一本のみ)実際に今も行をされる方がおられるよう。異空間に舞い降りたような、不思議な雰囲気を味わえた。
名前 |
山上不動堂(山上浪切不動尊) |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
4.1 |
周辺のオススメ

山上不動堂/山上浪切不動尊早尾神社の参道脇の階段を降りると山間の傾斜にひっそり佇む不動尊 、修験道 山登り前の禊場のような場所。此処で禊してから、千石岩へ修験山籠りしたのかなぁと、推測しています。