品川の歴史を体感しよう!
品川区立品川歴史館の特徴
2024年4月にリニューアルオープンした歴史博物館です。
品川宿や大森貝塚の展示が充実しています。
江戸四宿のジオラマが見どころの一つです。
近くに大森貝塚を擁する歴史ある品川区を紹介している施設。常設展示は1階の一部屋のみと大きくないが、何とも濃密な空間が広がっている。中世品川の大寺院妙国寺を描いた社寺参詣曼荼羅にはその描き方がどことなく『清明上河図』な趣きで引き込まれてやまない。江戸開府となるとその絢爛豪華な江戸図屏風には日本橋、京橋、新橋とそれぞれ「橋」が描かれていて、本当に橋あったのね、と面白い。しかも新橋辺りは今と同様になんだか猥雑な賑やかささえ聞こえてきそうである。しかし一番心に響いたのは縄文時代の大森の小さなジオラマ。高台の竪穴住居から降りてくると、そこは阻ぎるものも何もない一面の広大な砂浜と波打ち際。みなさん、今にも漁に舟を出そうとしているが、もう日は昇って水平線には入道雲も見えているに違いない。青い空に高く舞う風と繰り返す波の響きと、ここが大森かよとか突っ込みたくなるが、往時は東京湾のどこもこんなだったに違いない。それが現在ではありえないからこそ、それはとめどない憧憬となってこの一部屋から溢れて甦るのである。
常設展では、品川区の歴史がコンパクトにまとめられています。13分間の映像「品川歴史絵巻」はナレーションのないアニメでした。古い資料や近代以降の写真などを組み合わせて動画化した方が良い気がしましたが、2階の図書室でそういった資料が見られたので満足です。庭園や茶室があり、これらをもっと有効活用すれば、さらに良い場所になると思います。2024年にリニューアルされた建物などハードウェアの充実に対して、ソフトウェア(コンテンツ)がまだ追いついていない気がします。
2024年4月リニュアルオープン。館内は綺麗で設備投資が感じられる。お手洗いなども新しく綺麗で休憩するのにもいいかも。入館料は大人¥100。謎に支払い方法が豊富。館内は1階に常設展と特別展(202409からだとか)、学習スペースと2階にも展示と図書館スペースがある。1階の展示を見るのに入場券(前述の¥100)が必要。QRコード付き券で受付後方の機械にかざすがゲートはなく(空港の金属探知みたいなゲート)。かざす必要性はよくわからない。常設展はコンパクトながら品川の歴史を学べて楽しめた。ふんだんにプロジェクタやタブレットがあちこちに使われ、リッチな映像コンテンツが豊富でこどもも飽きなさそうだった。個人的には品川の起源が鎌倉武士の品河氏というのが発見であり興味深かった。2階は区内のエリアごとの展示があり、床が品川区の地図なのも面白かった。図書館スペースは居心地が良く蔵書も多くて時間をかけて読みたいと思えた。1階から庭に出ることもでき、限られたスペースながら綺麗で落ち着く空間だった。何か教室を開くスペースもあるようで訪問時は着物教室か何かが催されていた。年パスなどはないものの入館料が¥100なのでたまに来ようと思う。
2024.5【観覧料】100円令和6年4月にリニューアルオープン。資料と模型、映像が融合した常設展示室では、原始・古代、中世、近世、近現代の4つの時代区分で品川の歴史を学ぶことができます。2階にはモースのコーナーやライブラリー・区内5地区の紹介コーナーがあります。庭園も綺麗に整備されています。大型ビジョンの映像や模型は見ごたえがあります。【概要】品川区が1985年に設立し運営する区立の歴史博物館。原始からの品川の歴史、生活文化に関する資料を展示。史料の収集、保存や行政資料の保存も行う。地域史等の歴史を学ぶ場としての機能もあり、企画展や講演会、子供向けの講座、親子体験講座を随時開催している。伝統的文化活動の場として、庭園に茶室、書院を併設し利用ができる。元々建設地には昭和初期に安田財閥系の安田善助の邸宅として建てられ、その後電通の出捐で設立された財団法人吉田秀雄記念事業財団が譲り受けて1966年に吉田記念館として開館した書院造の屋敷が建っており、歴史館の建設に際しては離れで建てられていた茶室と庭園の大部分をそのままの形で残している。建設中には、「大井鹿島遺跡」が発見され、26軒に上る竪穴建物跡群や土器、砥石などの生活用品が見つかっている。【駐車場】駐車スペース(3台分)が歴史館玄関前にあり。
長いリニューアル期間を経て、ついに2024年4月末に再オープンです。その前は行けなかったので、本当に楽しみにしていました。品川は東海道の最初の宿場町なので、面白くないはずがありません。先ず受付で一般100円をお支払いしました。おそらく現金のみの受付だと思うので、心の中でずっこけました。笑館内や展示はとにかくキレイで今風です。デジタルも多用していたので、先ず常設の1階からサーっと1周して、すぐに2階に上がって大スクリーンの「品川歴史絵巻」を拝見しました。13分の映像15篇+7分の休み(夜空の映像)を繰り返しているそうです。これ楽しいですよ!2階には「しながわナビ」として、5つの地域を床の地図に合わせた什器の配置で紹介しています。その他もろもろおススメポイントはあるのでしょうが、個人的には企画展の図録バックナンバーを特に推したいと思います。東海道の最初の品川宿だけに、交通の要所としてこれでもかと歴史が詰まっていますよ。お隣の大田区の郷土資料館もハイレベルでしたが、こちらも負けてませんね。
JR京浜東北線大井町駅から大森駅方面へ18分、大森駅から大井町駅方面へ15分程度の場所にある4月にリニューアルオープンしたばかりの歴史博物館である。歩くのが苦手な方は大井町駅西口の大井町駅バス停1番乗り場より井09系統池上駅行き若しくは井03系統蒲田駅行きに乗り鹿島神社前バス停で下車し来た道を戻れば直ぐである。入場料は100円で品川区や旧品川宿の歴史が模型やパネルで分かり安く学ぶ事が出来る。庭園は竪穴式住居跡や茶室が有り楽しめる。天気が良いならば近くの大森貝塚公園と一緒に廻ると良いだろう。
品川区立の郷土歴史の博物館常設展では、東海道「品川宿」や、日本考古学発祥の地「大森貝塚」等の歴史資料を展示しており、なかなかに渋い品川区に土地勘がある人は楽しめるのではまた、新たに転入した人が、地域の歴史を学ぶにも役に立つと思う。
大森貝塚、品川宿はじめ品川の歴史が詰まってます。大名屋敷や台場跡などの資料も興味深かったです。
子供も大人も楽しめる素晴らしい施設!大森貝殻のついでだったのですが、予想以上のクオリティで1時間以上、滞在してしまいました✴︎期間限定の特別展示「どう変わった?身のまわりの便利な道具」は子供達も驚きの様子。便利な時代を生きていることを教えられました。(ツーカーの携帯が見られるとは)大森貝塚のこと以外にも品川本宿の歴史を軸に、品川のさまざまな歴史を学べます。外の庭園も京都かと思うほどの美しさ!紅葉がキレイなので紅葉の時期が最高でしょう☆写真も撮影できるのでオススメです!
名前 |
品川区立品川歴史館 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
03-3777-4060 |
住所 |
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HP |
http://www.city.shinagawa.tokyo.jp/jigyo/06/historyhp/hsindex.html |
評価 |
3.9 |
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大森からも西大井からも徒歩15分位。まっすぐの道でわかりやすい。施設は綺麗ですが展示物は物足りない。しかしこのような場所の図書室が穴場。ひとも居らずつい長居をしてしまう。その日は書院も上がることができた。庭を眺めながら虚無になり2時間も滞在してしまった。