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名前 |
愛知県立瑞陵高等学校感喜堂 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
瑞陵高等学校感喜堂は大正13年(1924)に愛知商業学校の講堂として建設されたもので、現存している名古屋市内最古の講堂です。戦後の学制改革で愛知商業学校を含む複数の学校が統合して瑞陵高等学校となってからは、講堂から校内図書館となり、さらに定時制の給食室に転用されました。感喜堂の名称は給食室となってから命名されたそうです。平成中頃には老朽化のため建替えなども検討されましたが、数少ない現存する瑞陵高校発足当時の建造物であるため保存されることとなり、耐震補強など大規模な改修が行われて今でも自習室や給食室として使われています。改修後も大正期のRC造の講堂らしい外観をよく残しているため、令和4年(2022)には造形の規範となっているものとして国の登録有形文化財に登録されています。学校の敷地内にあるため通常非公開ですが、登録有形文化財となった2022年から秋に開催されるあいちのたてもの博覧会というイベントで一般向けに公開されています。投稿した画像は2024年のあいたて博に参加して撮影したものです。