透明度の高い湧き水と鯉。
ジェラール水屋敷地下貯水槽の特徴
明治10年代にフランス人が作った煉瓦造の貯水槽です。
透明度が高く綺麗な湧き水が続いています。
元町公園の近くに位置する歴史的文化財です。
フランス人のアルフレッド・ジェラールが作った貯水池のあと。彼は谷戸(横浜に多い浸食谷)の湧水を使って横浜に寄港する船に給水する事業を営んでいた。インド洋まで行っても腐らないと評判の品質だったらしいが、今はさほどきれいな水には見えない。
元町公園のすぐ近くにある歴史的な文化財ですね。貯水槽そのものは当時のものかはわかりませんが今風に綺麗に整備されていて、他ではなかなかお目にかかれない貴重な歴史的遺産だと思います。かたや打越の湧き水はマンション建設のため現在は何だかわからない無残な状況になってしまってます。きちんと整備されると歴史を感じることのできるこんな素敵な場所になるのにね。貯水槽を泳いでいる立派な錦鯉は賛否両論ありますが私は歴史あるこの場所をより親しみやすいものにしてくれていると思います。余談ですが隣の家からこちらをのぞき込んでいるドーベルマンには気を付けてくださいねw。
ジェラール水屋敷地下貯水槽。説明文には『 国登録有形文化財ジェラール水屋敷地下貯水槽幕末に来日したフランス人実業家アルフレッド・ジェラール (Alfred Gérard) は、 山手居留地77番78番の地を得ると、 谷戸に湧き出る豊富な湧水を利用して、 横浜港に出入りする船舶への給水事業を開始しました。 「水屋敷」 の名前はここに由来しています。 またジェラールは蒸気機関を導入した工場を建設し、フランス瓦や煉瓦・土管 タイルなど建設資材の製造販売も手がけていました。この煉瓦造貯水槽は工場の入口部分に位置しており、 元町公園一帯が、当時のジ ニェラール工場の敷地でした。 現存するジェラール工場の遺構としては、この貯水槽のほか、元町公園内にもう一つの煉瓦造地下貯水槽 ( 「上部貯水槽」)の存在が確認されています。平成19年3月 横浜市環境局協力:横島都市開発記念 』と書かれています。
鯉がたくさんいて、餌をあげてる人もたまに見かけます。ジェラール水槽についての資料も展示してあります。
今でも湧き続けている湧水はかけ流し。この元貯水槽にはコイなどの魚が泳いでいて、かなり太っている。横浜発の歴史の足跡の一つ。
今でも湧水が湧く山手元町公園近代横浜の文化の礎を築いた水域今は綺麗な鯉が泳いでます!
フランス人アルフレッド・ジェラールによって明治10年代につくられた煉瓦造貯水槽。現在はちょっとした公園になっており、水槽上から水中の鯉を眺めることが出来ます。
元町の脇を少し入った場所にある山手湧水の歴史名所。大きな錦鯉が悠々と泳ぐ様を見れるゆっくりした時間の流れる場所でした♪水がとても透き通っていて下にいる鯉まで見える程。貯水槽に小さな橋のように道があり下を覗くことが出来ます。観光に来た際に人混みに疲れた時など鯉を眺めて一休みも良いかと思いました。歴史も深く面白い場所です。
横浜が開港した江戸時代末期。横浜市街地の井戸の水は塩分を含んでいて、飲用には適さなかったそうです。アルフレッド・ジェラールは、山手の麓に水源を確保し、パイプを敷設して、山下居留地や寄港船舶に供給しました。これを見た横浜の人々は、ジェラールの給水業のための施設のことを「水屋敷」と呼ぶようになったそうです。横浜の水は水質が良く、長期間船に積んでいても腐らないとして、船乗りの間では評判だったそう。こちらはレンガがとても綺麗でお洒落な場所です。そばを通ると一体、何だろうという感じる方も多いと思いますが、国の登録文化財に指定されているとても貴重な場所です。
名前 |
ジェラール水屋敷地下貯水槽 |
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ジャンル |
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電話番号 |
045-671-3284 |
住所 |
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HP |
https://www.hama-midorinokyokai.or.jp/park/motomachi/stroll.php |
評価 |
4.0 |
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貯水槽の中には、鯉や金魚がいますが、過剰にパンやお菓子などの餌を与える人びとがいるので、可哀想。湧き水なので、自然に出来る藻を食べるので、自然保護の観点からも余分な餌やりは注意喚起が必須。