国宝『唐門』の美と歴史。
唐門の特徴
江戸時代の参拝基準に定められた特別な門で、歴史を感じさせます。
外から見える細かい彫刻が施された唐門は、非常に美しい造形です。
東照宮・陽明門を潜ると、正面に見えるのが唐門です。
こちらは陽明門と比べると見ている人はまばらですが、こちらも素晴らしい内部は撮影できないので外からのみ。
日本の国宝です。一見の価値あり。江戸時代の作品が原型のまま残っていることと、芸術性の高さに驚かされます。
東照宮・陽明門を潜ると正面に見えるのが『唐門』です。皇族のみが潜れる門で、一般人は触れることも出来ません。屋根に唐破風が載っているから『唐門』でしょうか。正直な処『陽明門』より厳かな感じがして好きです。よくよく見ると『鏝』で細工された『漆喰』や、細やかな細工に目を奪われます。じっくり見ていたい(他の人の迷惑になるから長時間陣取れませんけど)鴨居部分の彫刻は中国様式の帽子を被っている様に見えます。もしかして中国人彫刻師が造った。だから『唐門』?
細かい彫刻が施された唐門。テンペンに唐獅子のような物が見下ろしている。全体的に白い。前の両サイドには立派な昇龍と降龍が匠の技で表現されている。拝殿の天井は100頭の竜の絵が並んでいたり、見所が沢山有るので大きく目を開いて見てください。余談ですが家康公が好きだったとされる白檀の欠片が入った御守りが売っています。とても良い匂いです。
名前 |
唐門 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0288-54-0560 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.5 |
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2024.05訪問江戸時代の参拝基準となった門で、ここより昇殿出来る者は御目見得(将軍に拝謁できる身分)以上の幕臣や大名に限られていた小規模だが構造手法は極めて斬新卓抜で、屋根は四方唐破風、門全体は胡粉摺りで白く塗られ、柱や扉は東南アジアから輸入した紫檀・黒檀・鉄刀木などの寄木細工周囲の台輪の上には古代中国の聖賢の故事を題材にした彫刻が飾られており、いずれも一本の木のくり彫り柱には唐木の寄木細工で昇龍・降龍の彫刻があり、屋根には名工椎名兵庫作である賽銭箱が置いてあり、こちらから本殿に向かってお参りができます🙏