商人の夢、庭園で息づく。
五個荘近江商人屋敷 中江準五郎邸の特徴
手入れの行き届いた日本庭園が印象的です。
幻の百貨店王・中江氏の歴史が感じられます。
近江商人を代表する貴重な商人屋敷です。
手入れの行き届いた日本庭園を楽しめます。
※写真は六年前のものになります。滋賀県近江八幡市の隣、五箇荘。古い町並みに囲まれた静かな場所です。この地で私が何度でも訪れたいほど感動したのは「中江準五郎邸」の雛飾り。雛壇に飾られた雛人形ではなく、和室に並べられた(私には)めずらしい形であって最初に訪れた時には驚きました。地元の雛匠東之湖(ひなしょうとうこ)さんのつくられる雛人形。広い空間には毎年新しい雛人形が飾られると館の方の話です。数多い人形の中で蒼の装束の「清湖雛」は雛人形=赤という概念が覆され、その他にも様々な色の装束の雛人形が置かれたその空間は飽きることなくながめていました。名古屋方面からは湖東三山スマートIC、京都方面からは八日市ICで降ります。駐車場は町並みより離れた場所になります。雛飾りだけではなく町並みも楽しむことができます。今年は数年ぶりにイベントも予定されているようなので「東近江市HP」も確認をおすすめします。
八幡商人、日野商人に並んで近江商人を代表する存在の五個荘商人のひとり、中江準五郎邸を訪問しました。お屋敷、お庭も素晴らしいのですが、郷土玩具の展示が充実しています。五個荘近江商人屋敷めぐりに、必ず訪ねたい近江商人屋敷です。
幻の百貨店王といわれた中江氏の一族のお屋敷。占領下の朝鮮・中国を中心に事業を拡大したため、終戦と同時に事業が無に帰したので「幻」と呼ばれているとのことです。お屋敷や周囲の見所とともに、案内の方が詳しくでも飽きさせないよう説明していただけます。建築物としても興味深いものですが、在りし日の日本のお屋敷を感じさせる部屋のつくりや内装も感嘆の連続です。展示してあるお宝や琵琶湖を模した池のあるお庭も見応えがあります。ご近所の2邸、少し離れたところにある藤井彦四郎邸、観峰館と見応えたっぷりの施設が点在し、それらを擁する美しい町並みには綺麗で意外と水量豊富な水路が張り巡らされており、歩くだけでも楽しく、心洗われます。これだけの観光コンテンツを世に知らしめていない東近江市はアピールが下手なのでは?と思ってしまいます。まあ、人が来ない方が町並みのイメージと合ってはいますが…。
名前 |
五個荘近江商人屋敷 中江準五郎邸 |
---|---|
ジャンル |
|
電話番号 |
0748-48-3399 |
住所 |
|
HP | |
評価 |
4.2 |
周辺のオススメ

立派な庭園、いかにも商人屋敷って感じです。