五所塚公園で古墳の歴史旅。
五所塚第1公園の特徴
縄文時代中〜後期の集落跡が保存されている公園です。
古墳と考古学ファンにとっては魅力満載の場所です。
地元の人たちによるお手入れで花壇が季節を彩っています。
古墳の歴史を感じる公園です。休憩に良いですね。花の管理もきちんとされていて、気持ちが良い場所でした。
桜はもとより小さな花壇には季節の花々が…近所の人たちがお手入れされているのでしょうね。お天気ならベンチもあってゆっくり過ごしたい。小さな公園。
塚が5個並んでいる権現台遺跡の集落跡。
箱根とか、鎌倉に行かなくても、観れて良かったです🎵
「五所塚」という地名になった塚と縄文時代中~後期の集落が保存された公園。縄文時代の遺跡は埋められており、現在見ることができません。
説明板があり、下のように書かれてました。五所塚は、直径四メートル・高さ二メートル前後の五つの塚が南北に並んでいることから、地元では古くから、こう呼ばれてきました。外観は古墳時代の円墳に似ていますが、実際は、中・近世に村境や尾根筋に築かれた十三塚などと同様の、民俗信仰に基づく塚であると考えられています。この五所塚から長尾神社境内につづく舌状台地上の平坦部は、権現台遺跡と呼ばれる縄文時代中・後期の集落跡です。昭和三十三年(一九五八)に実施された発掘調査では、竪穴住居四軒、炉跡二基、配石遺構一基が発見されました。なかでも、平面形が五角形という特異な形状をした縄文中期の竪穴住居跡や、男根を模した二本の石棒が据えられ、狩猟にまつわる祭りを行ったと思われる縄文後期の配石遺構は重要な発見でした。ここ五所塚第一公園には、地上に中・近世の信仰塚が、地下には狩猟祭祀をした縄文時代のムラの跡が重複しているのです。
とても素敵な憩いの場所です。今は1月下旬。普通の家族連れの他に、望遠レンズを担いだバードウォッチャーの人たちも来てました。
古墳、遺跡、考古学ファンにはたまらない場所。
五所塚第1公園(五所塚と権現台遺跡)公園の地下には、縄文時代の五角形の住居と祭祀の跡。地上には南北に整然と5つ並ぶ中世の信仰の塚が残る史跡公園。遊具や水飲み場などは無く、ベンチと花壇がある。サクラの木も多く、春にはサクラの花で華やかに彩られる。昭和の頃まで「稚児の松」という伝説の多い巨木もあったが、すでに枯れ失われている。また公園に接続している「見晴らし坂」は眺望が良く、坂上からは富士山・丹沢の大山・箱根の山々も見える。
名前 |
五所塚第1公園 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
3.8 |
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ごく小さな公園ですが、ここから長尾神社、そしておそらく東側数十メートルが権現台遺跡という縄文中〜後期の集落跡だそうです。5つある塚は古墳っぽいですが墳墓ではなく、集落の境界を示す祭祀的な意味合いの構造物で、関東の縄文遺跡に良く見られる物です。南端の花壇がなかなか見事なのですが、外来侵略種のランタナ(和名・七変化)が咲き誇っています。越冬するようだと少し心配です。