台東区の昭和宝石、熱々カツカレー。
世茂利奈の特徴
昭和レトロな雰囲気が漂う、隠れ家的な洋食レストランです。
できたての熱々カツカレーは、期待を裏切らない美味しさです。
台東区に潜む昭和の宝石、思い出深い料理でおもてなしいたします。
長年気になっていたお店に遂に突入しました。土曜の昼。外観に圧倒されがちですが、中は結構狭い三角形の建物のお店。ドアを開けると正面に厨房があります。ワンオペでやっているお店で、店主はご高齢と思しきマスター。声のボリュームが極小です。店に入ってすぐに「いまいっぱいです」と言われた気がしたのですが本当に確証が持てないボリュームで、ちょっと遠いところからこのお店のカレーを食べるために来たのもあって、案内されてないまま空いているカウンターに座りました。大丈夫だったかな?なんて言ってたのかな?いまいっぱいですって言ってた?ような気がする?けど、…入っちゃまずかったのかな…としばらくカウンターで悶々としていたところ、他のお客さんに提供するカレーを仕上げたマスターが厨房から出てきて、戻りしな私にお冷やを出してくれ、「出すのに時間かかりますけど…」と言われたので「大丈夫です!待ちます!」と伝えました。やっぱり「いまいっぱいです」って言われてました…!気のせいじゃなかった。申し訳ない。その後また少し待ってから、次にマスターが厨房から出てきたタイミングでエビとカツのカレーを注文しました。カレーを待っている間に2名のお客さんが来店しましたが、どちらも常連さんのようでした。極小の「いまいっぱいです」を受けて、一人目は断念して帰られ、二人目は時間あるから大丈夫ですと言って入店されました。『いまいっぱい』の状態は、満席とは限りません。私が伺った時には先客は二組、全体の半分ほどの席が埋まった状態でした。時間に余裕のある日に訪問することをおすすめします。いまいっぱいと言われたら、待てることを伝えてください。味はもちろん、期待通りの味。カツは薄めだが豚の風味がしっかり楽しめます。個人経営のカレーのお店でエビフライ常備は珍しいなと感じましたが、カレーと二本柱のパスタメニューのおかげでしょうか。エビフライは一口大に切ってあるので食べやすいです。小さめのエビですが、エビの風味がしっかりある。特にサクサクの尻尾にはぎゅっと凝縮しています。エビがカレーに全く負けていなくて美味しい。ルーは甘めかなと思ったのですが、しばらく口を休ませると辛味と辛い風味が口に広がってくる。食べ進めるほどにだんだん辛くなってきます。野菜がごろっとしていて、トッピングなしのカレーだけでも充分な満足感がありそうです。ジャガイモがちょっと不思議な風味だったのが印象に残りました。それと、付け合わせのスープがとっても美味しい!本格的な味です。洋食屋さんのスープの味。福神漬けは甘めの味付けで、別皿なのも良いですね。ほかに印象に残ったのは、スプーンの凹みが浅くて食べやすかったこと。とろみのあるルーのカレーは全部このスプーンで食べたい。店内には禁煙席がありますが、分煙されていないうえにお店も狭いので、喫煙者がいると普通に臭います。店内bgmがインターfmで、ゴリゴリのいかちい洋楽とお店のギャップがシュールでした。カウンター席の上部にかけてあるカフェカーテンに店名が編み込まれているのも良かった。これからも長くここのカレー食べられたら良いなと思います。名店。
以前、前を通りかかった際いつか来たいと思っていた昭和レトロな雰囲気のお店ようやく叶った待望のお店で、注文は かつ丼 か カツカレー か迷いに迷って、カツカレーを オーダー✨待つ間にかつを揚げる音が聞こえてちゃんとできたて出してくれるので、ますます期待が高まります🥳かつは予想よりも薄めでしたが、熱々揚げたてで、カレーと相まって美味しかった!😋アイスコーヒーとセットでも950円 とは メチャリーズナブル♪次は かつ丼 食べたいな!☺️
台東区に潜む昭和の宝石、世茂利奈は、そのレトロな魅力と心温まる料理で、訪れる人々を時代の彼方へと誘います。鶯谷駅からほど近く、この喫茶店は、昭和の雰囲気を色濃く残しつつ、600円から1000円程度というリーズナブルな価格で、野菜カレーやエビカレーセットなどの絶品メニューを提供しています。内装は当時のままに保たれており、食事をしながらあの時代の空気を味わうことができます。手頃な価格で本格的な味を楽しめる世茂利奈は、昭和レトロを愛する人々にとって、まさに隠れ家的存在。台東区に訪れた際は、ぜひ立ち寄り、その独特の雰囲気と美味しい料理を堪能してください。
名前 |
世茂利奈 |
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ジャンル |
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電話番号 |
03-3875-0602 |
住所 |
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評価 |
4.1 |
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台東区根岸の街の一角にある、独特の雰囲気を放っている店。ドアを開けるのに少し勇気が要りました。入ってみると、細長い台形の店内は思ったより狭いです。カウンター席が厨房側に2席と、反対側の端に2席。間にテーブル席があります。厨房側には先客がいたので反対側のカウンター席に座りました。メニューはスパゲッティが8種類とカレーが6種類とかつ丼。エビカレーを注文しました。むきエビが入ったカレーかな、それともエビフライカレーかなと待っていると、エビフライカレーでした。エビフライが2本、なぜか一口サイズにカットされてます。スープ付き。福神漬けは小皿に別盛り。いただきます。まさに王道の味。おいしいカレーです。旨さの中に、しょっぱさを感じるほどではない、ほんの少し強めの塩気があり、そこがこのカレーの個性になっています。エビフライを切らずに乗せた方が見た目がいいのにと思いましたが、やっぱり切ってあった方が食べやすいです。エビフライカレーはエビフライを一口サイズに切って乗せるのが正解と思いました。他のカレー屋もそうするべきです。福神漬けが別盛りになってるのも、食べる人の事を考えてのご主人の気配りなのかもしれない。あれから何度か来て「ちょっと時間かかります」などと言われ遠慮してました。今日は他に誰もいなかったので厨房側のカウンターに着席。スパゲティのミートソースを注文。客は私だけでしたがそこそこ時間がかかり提供。いただきます。おお、思い出しました。アラ還の私が子供の頃、スパゲティはこんな風に柔らかかった物でした。ミートソースはトマトベースかと思ってたけどトマトは入ってない感じ。肉の旨味です。柔らかく茹でた熱々の麺との相性がとてもいい。スパゲティは硬めのアルデンテにすべしだなんて、いつから言われ始めて、なぜそれを鵜呑みにしてしまったんだろう。と改めて考えさせられる味でした。