マニアックなワインとつくば鶏ランチ。
ヴィネリア·イル·パッサッジョの特徴
豊富なワインの品揃えと、レベルの高い料理が楽しめる。
土器が並ぶ独特の雰囲気を持つ不思議なお店です。
ランチにはつくば鶏ナンコツ入りひき肉のスパゲッティーが絶品。
土器の並ぶちょっと不思議な店。料理のレベルは意外と高い。
この日はオープンと同時に入店しました。店内は装飾を排したミニマルな設え。シンとただよう空気に不思議な居心地良さを感じます。カウンターの向こうには無数の土器が並んでいます。さまざまな形をした土器が、みっしりと細やかに積み上がっている様子は、見ているだけで楽しい気分になります。店主さんにお任せで、白ワインを2杯いただきました。1杯目は〈SOKI SOKI〉。ひと口飲むと、むせかえるほど濃厚な果実感が押し寄せ、スーッと身体中に響いていきます。味の粒の細やかさ。圧倒的なクリーンさ。一本のワインが持つすべてが開ききったような素晴らしい一杯でした。2杯目は〈Mythopia〉。複雑で豊かな味わいが、さらにその純度を上げて口中に澄みわたる一杯。味や香りのノイズが抜けきって、もはや素朴さすら感じさせる、みずみずしい葡萄の味がしました。店主さんが追求する注ぎ方と土器によって、提供されるどのワインも、最大限にそのポテンシャルが引き出されているのを感じます。土器からワインを飲んだ途端に広がる、言葉も追いつかないほどの新鮮な味わい。コク、酸味、タンニンといった要素よりもさらに深い、ワインの核にある「何か」が味わえるお店だと思います。私は数ヶ月に一度のペースで訪問していますが、ワインの注ぎ方も、その味わいも、常に移ろいながらアップデートされているので、毎回新たな発見があります。前菜のきめ細やかな自家製古代パン、ジューシーなレバーペースト、肉厚でうま味あふれる砂肝のコンフィなどもおすすめです。
ランチ落ち着いて食べたいときは絶対にここのお店。土器に包まれて不思議な空間だけどなぜか居心地が良い。お料理も計算された味。美味しいのはもちろん、珍しい野菜に出会える。
下戸なので夜に伺う事はできないのですが、非常にマニアックなワインバーです。カウンターの棚に土器杯が並びます。写真はランチ。サラダ前菜もついて800円とこの辺りではお手頃。
ランチにつくば鶏ナンコツ入りひき肉と旨味野菜のラグーソーススパゲッティー二800円をいただく。大通りから入ってかなり細い路地に面したお店。結構オシャレ。メニューや看板も小さく中が見えにくいので、普通に歩いていると気付かず通り過ぎるかも。やや遅めの時間だったが、先客なし。若干不安を覚えながらテーブル席へ。席は四人掛けが一つ、二人テーブルが二つで後はカウンター数席のこじんまりした感じ。インテリアだけでなく、BGMもオシャレ。女子ウケしそうだな。ランチメニューは一つだけなので、注文不要。最初に大きめのサラダとオリーブオイルがかかったパンが一切れ載ったお皿が到着。サラダはかなりの量だが、ドレッシングはかなり自分好み。ドレッシングというより、バルサミコとオリーブオイルで和えたような感じで食べやすい。パンがあるから、紙おしぼりもテーブルにあるのはイイね。パスタは、名前の通りで、ラグーソースも水分が多めでチキンスープのような感じもあるが、初めての味でかなりいける。ナンコツがコリコリして面白い食感。麺もちょうど良い固さで程よい量。途中常連と思しき来客あり、最後まで一人ということはなかったが、場所がら常連中心になるのかなぁ。でも雰囲気もいいし、味も美味しいので、口コミで評判が広がってもおかしくないな。また機会があれば寄ってみよう。
名前 |
ヴィネリア·イル·パッサッジョ |
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ジャンル |
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電話番号 |
03-3666-2811 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.4 |
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揃えているワインも豊富でかなりレベルの高いお店で、料理も美味しかったです。ワインを土器で提供するという変った志向ですが、やはりワインはワイングラスで飲むほうが断然いいですね。