美術館隣接の絶景展望台。
藤原式揚水機の特徴
美術館に併設された展望台で、特別な景色が楽しめます。
市原の歴史を感じる展示作品が身近にある場所です。
床に不安を感じるところもありますが、良い景色が魅力です。
兎にも角にも、良い景色です。湖畔には珈琲屋もあり、ゆっくりと時間を過ごすのに最適な場所です。
となりの美術館の大規模なオブジェか? と思うくらいに、構造美にあふれた鉄の櫓。かつては揚水機として稼働していたとのことだが、いまでは展望塔として活用されている。ちょっと足腰が弱り気味の当方にとっては、天候も悪かったし、見上げるだけで昇るのはやめたが、平らな房総半島のこと、頂上からはかなりの遠望が利くだろうと思われる。
昔、まんが市原の歴史(市原青年会議所製作)でその存在を知りました。藤原式水車とも呼ばれるようです。市原市の養老川は谷が深く、川には水が豊富にあるのに、水を得るのに苦労をしました。その解決策として登場したのがこの揚水車で、明治期~昭和初期まで流域8か所に設置されたそうです。オブジェは金属製ですけど、実物は木造だったようで、雰囲気も少々異なります。今は千葉県のオームページにかつての威容を示す写真や模型が見られます。養老川流域には川廻しや羽目板堰など、独特の農業文化が残っていますが、ほとんど保存・伝承がなされていないのが、もったいないですね。この美術館も水との触れ合いがあまりないので、水にまつわる展示・・・できれば手に触れられるようなものが欲しいところです。
美術館に併設された展望台。近くにはカフェもありマッタリ出来る。
名前 |
藤原式揚水機 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.1 |
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所どころ床が錆びていて、上っていると床が抜けるのではないかと心配になります。景色は良いです。