市内初の弥生時代前期遺跡発見!
串橋・宮ノ根遺跡の特徴
弥生時代前期の貴重な遺跡が広がる場所です。
串橋は市内唯一の弥生時代の史跡として注目されています。
宮ノ根遺跡の歴史的価値は訪れる価値があります。
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名前 |
串橋・宮ノ根遺跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.0 |
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市内では弥生時代前期の遺跡は見つかっていない。最も古い弥生時代の遺物は高森・赤坂遺跡で出土した土器で、弥生時代中期前半のものである。その後、中期後半になると、愛甲石田駅南の峯遺跡や高森の宮ノ越遺跡、串橋の宮ノ根遺跡で村の周りを深い溝で囲った環壕集落が見つかっている。環濠は戦いから村を守る防御施設といわれ、本格的な水田耕作の浸透により、村の間に争いごとが生じていたことを示している。村どうしにも、そして村の内部にも、持つものと持たざるものの格差が生まれ、人々の間には階級的な差異ができ始めた。特に西日本では矢じりが刺さったり、刃物の傷がついたりした人骨が発見されており、集団間の激しい戦闘があったことを物語っている。中国の歴史書『魏志』倭人伝や『後漢書』東夷伝に登場する「倭国」が武力抗争によって乱れていたという記述とも合致する。関東地方ではそれほどの激しい戦いがあった証拠は見つかっていないが、少なくともこの時代が穏やかで平和な社会だけではなかったことは確かなようである。(伊勢原市ウェブサイトより)