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名前 |
船橋通り商店街 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
5.0 |
雰囲気のある通りで、佐保川までゆっくり散策しました。《解説看板》船橋通り商店街この油阪町から北に坂を上った先にある佐保川までの南北の通りを船橋通り商店街といいます。名前の由来になっている船橋町は、江戸時代は奈良町の北西の端に位置する町です。もとは西坂と呼ぶ園圃で農家が居住していました。「奈良坊目拙解』には、古老の言い伝えとして、寛永年間(1624-1644、江戸時代)に佐保川の仮橋を大船の古板を用いて造ったので船板橋と呼び、そこから地名も船橋となったとありますが、中世には一条院門跡郷として船橋の名があるため、その起源はもっと古いと考えられます。商店街は、大正3年(1914)に近畿日本鉄道の前身である大阪電気軌道がこの場所の西側に油阪駅を設置したことに伴い、駅前通りとなり発展しました。昭和44年(1969)に近鉄奈良線が地下化されたことで、駅は廃止され、地上の線路は撤去されました。またJR関西線の線路が高架化されるなど、周辺の景色は変わりましたが、商店街やその周辺には今も続いているお店や伝統的な町家が残っており、往時の名残を留めています。奈良市。