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名前 |
震災記念碑 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
5.0 |
峰山消防署網野分署の一軒の家をおいて左手にあります。昭和2年(1927)3月7日午後6時27分に発生した北丹後大震災の自然災害伝承碑として、国土交通省・国土地理院によって認定されています。石垣を築いた立派な基壇の上は瑞垣で囲まれ、石段で上って拝する形になっています。かなりな長躯の石柱の正面に「震災記念碑」の文字。その下には「京都府知事 濵田恆之助 書」。濵田恆之助(1870~1945)が京都府知事に在任したのは1926年9月から1927年4月まで。したがってこの文字は地震直後に書いたことになります。また碑の両側面には文字がなく、背面に「昭和二年三月七日午後六時二十八分」「全焼二九〇戸」「半焼五戸」「全壊五四七戸」「半壊二九一戸」「死亡者二八六人」「重軽傷者五一〇人」と非常にシンプルに発生日時と被害の状況が数字で記録されています。他の記念碑のような悲嘆慷慨するような美文調でないところが、かえってその被害の深刻さを訴えかけてくるように感じます。